2010年08月30日
ブレイクスルー思考
テニスを再開してから2年が経ったSAT‐TUNです。
(膝を痛めテニス出来ない期間が5ヶ月程ありましたが・・・)
20年以上のブランクがあったので再開した時点では初心者並のレベルからの再スタートでした。
週一(2時間)ペースの練習で学生時代と同じように「たくさん打てば上手くなる」的にやっていたのでは大会で勝つレベルになるのは絶対に無理と思い、いろいろと勉強をしました。
その中で最も影響を受けた、SAT‐TUNのテニスへの取組み方のベースになっている考え方が「ブレイクスルー思考」です。
一般的には「プラス思考」が良いと思われているようですが、プラス思考には限界があります。
例えば試合で相手に弱点ばかりを集中的に攻められて、このままだと負けは確実という場面。
プラス思考だと「まだ挽回するチャンスはある。大丈夫!」と考える場面でしょうが、思考は前向きながら、状況を変える事は難しいこともあるでしょう。
プラス思考で思っている事と現実とのギャップを生じている場合もあるからです。
「ブレイクスルー思考」は、障害となっている状況を「予定されていた順調な試練」と考えます。
今自分が置かれている状況をあるがままに受け入れ、障害となっている事柄に価値を見出し「これは自分が順調に成長するために必要な試練」として受け入れることにより、難しい状況を打開していく思考法です。
本来は人生の大きな出来事に対する思考法ですが、テニスにも当てはめることができます。
先程の例なら・・・
「弱点を徹底して攻められるという事は、どこに打って来るか予測できる。だったらポジションを変えて対応しよう。」
または「この試合は負けるかもしれないが、私に必要な経験を与えてくれた。次の試合には弱点を必ず克服しよう。」
・・・と考えます。
私の置かれているテニス環境(時間的、金銭的にテニスのために家族を犠牲にする事は最小限にと思っているので)は決して満足できるものではありません。
私がマイナス思考なら、こう思って試合で勝つことは諦めていたでしょうね・・・
「週2時間しか練習できない」
「サークルだからコーチがいない」
「体育館で練習しても試合コート(オムニ)と感覚が違う」
「練習相手が限られていて女性だけの場合も多いので、思うような練習ができない」
・・・だから勝てない。
言い出したら切りがないですね(汗)
でも、その環境が私に与えられた試練で、それらの問題を打開しようとするのが「ブレイクスルー思考」。
あるがままに現状を受け入れて、その状況で何が問題なのか?何ができて何ができないのか?
できる事を確実に実行すれば困難な状況でも解決の糸口が見えてきます。
週一テニスだと現状維持が精一杯と言う人もいますが、SAT‐TUNはそうは思いません。
最近は殆どまともな練習ができずにいます。
できるのはイメージトレーニングや壁打ち、その他のトレーニングなど・・・
そんな状況ですが、レベルアップはしています。歩みは決して大きくはありませんが確実に前進しています。
これまで私がブログの記事にしてきた事はもちろん自分にとって大切な事ばかりです。
しかし「ブレイクスルー思考」が最も大切で、それらのベースとなっているのは言うまでもありません。
試練に価値を見出し、乗り越えるための努力を惜しまない。
それが成長の糧となり、前進するための力となる!
これがブレイクスルー思考です。
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(膝を痛めテニス出来ない期間が5ヶ月程ありましたが・・・)
20年以上のブランクがあったので再開した時点では初心者並のレベルからの再スタートでした。
週一(2時間)ペースの練習で学生時代と同じように「たくさん打てば上手くなる」的にやっていたのでは大会で勝つレベルになるのは絶対に無理と思い、いろいろと勉強をしました。
その中で最も影響を受けた、SAT‐TUNのテニスへの取組み方のベースになっている考え方が「ブレイクスルー思考」です。
一般的には「プラス思考」が良いと思われているようですが、プラス思考には限界があります。
例えば試合で相手に弱点ばかりを集中的に攻められて、このままだと負けは確実という場面。
プラス思考だと「まだ挽回するチャンスはある。大丈夫!」と考える場面でしょうが、思考は前向きながら、状況を変える事は難しいこともあるでしょう。
プラス思考で思っている事と現実とのギャップを生じている場合もあるからです。
「ブレイクスルー思考」は、障害となっている状況を「予定されていた順調な試練」と考えます。
今自分が置かれている状況をあるがままに受け入れ、障害となっている事柄に価値を見出し「これは自分が順調に成長するために必要な試練」として受け入れることにより、難しい状況を打開していく思考法です。
本来は人生の大きな出来事に対する思考法ですが、テニスにも当てはめることができます。
先程の例なら・・・
「弱点を徹底して攻められるという事は、どこに打って来るか予測できる。だったらポジションを変えて対応しよう。」
または「この試合は負けるかもしれないが、私に必要な経験を与えてくれた。次の試合には弱点を必ず克服しよう。」
・・・と考えます。
私の置かれているテニス環境(時間的、金銭的にテニスのために家族を犠牲にする事は最小限にと思っているので)は決して満足できるものではありません。
私がマイナス思考なら、こう思って試合で勝つことは諦めていたでしょうね・・・
「週2時間しか練習できない」
「サークルだからコーチがいない」
「体育館で練習しても試合コート(オムニ)と感覚が違う」
「練習相手が限られていて女性だけの場合も多いので、思うような練習ができない」
・・・だから勝てない。
言い出したら切りがないですね(汗)
でも、その環境が私に与えられた試練で、それらの問題を打開しようとするのが「ブレイクスルー思考」。
あるがままに現状を受け入れて、その状況で何が問題なのか?何ができて何ができないのか?
できる事を確実に実行すれば困難な状況でも解決の糸口が見えてきます。
週一テニスだと現状維持が精一杯と言う人もいますが、SAT‐TUNはそうは思いません。
最近は殆どまともな練習ができずにいます。
できるのはイメージトレーニングや壁打ち、その他のトレーニングなど・・・
そんな状況ですが、レベルアップはしています。歩みは決して大きくはありませんが確実に前進しています。
これまで私がブログの記事にしてきた事はもちろん自分にとって大切な事ばかりです。
しかし「ブレイクスルー思考」が最も大切で、それらのベースとなっているのは言うまでもありません。
試練に価値を見出し、乗り越えるための努力を惜しまない。
それが成長の糧となり、前進するための力となる!
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2010年06月28日
これがフェデラー
ウィンブルドン1回戦でフェデラーがファリャ(ATP60位)にフルセットで辛勝した試合で、フェデラーの調子の悪さがクローズアップされていますが、私はむしろフェデラーのメンタルの強さに驚嘆しました。
圧巻だったのが2セットダウン、4‐4で迎えた第9ゲーム。確かにこれ程調子の悪いフェデラーを見るのは初めてでした。
フェデラーのサービスゲームで0‐40とトリプルブレークポイント。
ファリャがブレークし、次のサービスゲームをキープすれば勝てるという場面。
ブレークポイント=マッチポイントと言っても過言では無い状況で、試合後フェデラーが「負けると思った」と語った程の崖っぷちまで追い詰められていました。
フェデラーファンの私は祈るような気持ちで見ていましたがファリャのミスもありデュース、しかし次のポイントを取られ再びブレークポイント。
ここも凌いで、このゲーム計4回のブレークポイントを挽回。
二度目のデュースからファリャの攻撃的なストロークに防戦一方のフェデラーが何とか粘ってアドバンテージ、最後はサービスエースで決めたものの「フェデラーでも格下相手に、こんな泥臭い試合をするんだ」と思ったゲームでした。
「芝の王者」と言われた前年度チャンピオンが1回戦で格下に、あと1ポイントで負けにつながるゲームを失うというプレッシャーは想像を絶するものだと思います。
私なら確実にダブルフォルトしている場面ですね(汗)
ランキング10位以内と100位以内では技術的な差は殆ど無いと言われています。
あるのはメンタルの差。
好調だったファリャが大事な場面でそれまで少なかったアンフォースドエラーを連発したのも勝ちを意識したからではないかと思います。
崖っぷちまで追い込まれて「負けるかもしれない」というプレッシャーを克服したフェデラー。
圧倒的に有利な状況で「フェデラーに勝てる」と意識してしまいチャンスを逃したファリャ。
メンタルによって明暗が別れた試合だったのではないかと思います。
勝負を決するのは、メンタルタフネスなんですね。
それにしても全豪以来、優勝の無いフェデラー、その後は順調に勝ち進んでいますが4回戦の相手は全仏でジョコビッチを下しベスト4と好調のユルゲン・メルツァー。
頑張れ、フェデラー!
勝利を信じています。
そしてサッカー日本代表も勝って、共にベスト8進出を決めて欲しいですね!
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圧巻だったのが2セットダウン、4‐4で迎えた第9ゲーム。確かにこれ程調子の悪いフェデラーを見るのは初めてでした。
フェデラーのサービスゲームで0‐40とトリプルブレークポイント。
ファリャがブレークし、次のサービスゲームをキープすれば勝てるという場面。
ブレークポイント=マッチポイントと言っても過言では無い状況で、試合後フェデラーが「負けると思った」と語った程の崖っぷちまで追い詰められていました。
フェデラーファンの私は祈るような気持ちで見ていましたがファリャのミスもありデュース、しかし次のポイントを取られ再びブレークポイント。
ここも凌いで、このゲーム計4回のブレークポイントを挽回。
二度目のデュースからファリャの攻撃的なストロークに防戦一方のフェデラーが何とか粘ってアドバンテージ、最後はサービスエースで決めたものの「フェデラーでも格下相手に、こんな泥臭い試合をするんだ」と思ったゲームでした。
「芝の王者」と言われた前年度チャンピオンが1回戦で格下に、あと1ポイントで負けにつながるゲームを失うというプレッシャーは想像を絶するものだと思います。
私なら確実にダブルフォルトしている場面ですね(汗)
ランキング10位以内と100位以内では技術的な差は殆ど無いと言われています。
あるのはメンタルの差。
好調だったファリャが大事な場面でそれまで少なかったアンフォースドエラーを連発したのも勝ちを意識したからではないかと思います。
崖っぷちまで追い込まれて「負けるかもしれない」というプレッシャーを克服したフェデラー。
圧倒的に有利な状況で「フェデラーに勝てる」と意識してしまいチャンスを逃したファリャ。
メンタルによって明暗が別れた試合だったのではないかと思います。
勝負を決するのは、メンタルタフネスなんですね。
それにしても全豪以来、優勝の無いフェデラー、その後は順調に勝ち進んでいますが4回戦の相手は全仏でジョコビッチを下しベスト4と好調のユルゲン・メルツァー。
頑張れ、フェデラー!
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2010年05月09日
メンタルタフネスは食事から
最近、メンタルタフネスやイメージトレーニングなど「脳科学」に興味津々な私。
テニスはメンタルタフネスやイメージトレーニングが重要なのは言うまでもないこと。
そのメンタルをコントロールする能力はメンタルトレーニングしかないと思っていたが・・・
薬学博士である生田哲さんの「脳と心をあやつる物質」という本を読んで目からウロコの思いだった。
マインドコントロールをするための科学物質についての本かと思うような物々しいタイトルだが
脳内で感情を生み出しているのはノルアドレナリンやセロトニンなどの脳内ホルモン。
この脳内ホルモンが「脳と心をあやつる物質」
「へえ~、感情って物質で左右されるんだ!」
生田氏によれば心も物質で作られているそうだ。
脳内ホルモンは大きく二つグループに分類され、車のアクセルとブレーキに例えることができる。
アクセルに相当するのが積極性を生むアセチルコリンやノルアドレナリン、セロトニンなどで、これらが不足すると消極的、気分が落ち込む、集中力の低下につながる。
ブレーキに相当するのがギャバやタウリンでこれらが不足すると攻撃的、落ち着きがない、不安、パニック状態になる。
何らかの刺激を受けた脳がこれらの脳内ホルモンを分泌することにより感情が生まれる。
これらの脳内ホルモンの原料になっているのは食物から得た栄養素。
例えばセロトニンの原料であるアミノ酸の一種、トリプトファンが含まれる食物が不足すると消極的でやる気がなくなる。さらに不足すると、不眠症やうつ病を発症する。
それを防ぐにはトリプトファンを含む食物(大豆、ナッツ類、乳製品、バナナ、肉、魚など)を食べるしかない。
また、抗ストレス物質のメタロチオネインが不足するとプレッシャーやストレスに敏感になり緊張や不安を抑えることができなくなる。
メタロチオネインは亜鉛から生成されるので肉類、魚貝類、胚芽つきの穀物を食べるとよい。
脳内ホルモンではないが脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖の元となる炭水化物も必須の栄養素。
これらは比較的高カロリー食品が多いため極端なダイエットで不足しやすいようだ。
またファーストフードやインスタント食品などのジャンクフードばかり食べているとこれらの栄養素が不足し精神的に不安定になりやすい。
このような状態でメンタルトレーニングを行っても効果は期待できないだろう。
たくさんの種類の食品をバランス良く食べていればメンタルは安定するそうだ。
メンタルトレーニングも大切だが、それ以前にバランスのとれた食事がプレッシャーやストレスに打ち勝つメンタルタフネスをもたらすことがわかった!
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テニスはメンタルタフネスやイメージトレーニングが重要なのは言うまでもないこと。
そのメンタルをコントロールする能力はメンタルトレーニングしかないと思っていたが・・・
薬学博士である生田哲さんの「脳と心をあやつる物質」という本を読んで目からウロコの思いだった。
マインドコントロールをするための科学物質についての本かと思うような物々しいタイトルだが
脳内で感情を生み出しているのはノルアドレナリンやセロトニンなどの脳内ホルモン。
この脳内ホルモンが「脳と心をあやつる物質」
「へえ~、感情って物質で左右されるんだ!」
生田氏によれば心も物質で作られているそうだ。
脳内ホルモンは大きく二つグループに分類され、車のアクセルとブレーキに例えることができる。
アクセルに相当するのが積極性を生むアセチルコリンやノルアドレナリン、セロトニンなどで、これらが不足すると消極的、気分が落ち込む、集中力の低下につながる。
ブレーキに相当するのがギャバやタウリンでこれらが不足すると攻撃的、落ち着きがない、不安、パニック状態になる。
何らかの刺激を受けた脳がこれらの脳内ホルモンを分泌することにより感情が生まれる。
これらの脳内ホルモンの原料になっているのは食物から得た栄養素。
例えばセロトニンの原料であるアミノ酸の一種、トリプトファンが含まれる食物が不足すると消極的でやる気がなくなる。さらに不足すると、不眠症やうつ病を発症する。
それを防ぐにはトリプトファンを含む食物(大豆、ナッツ類、乳製品、バナナ、肉、魚など)を食べるしかない。
また、抗ストレス物質のメタロチオネインが不足するとプレッシャーやストレスに敏感になり緊張や不安を抑えることができなくなる。
メタロチオネインは亜鉛から生成されるので肉類、魚貝類、胚芽つきの穀物を食べるとよい。
脳内ホルモンではないが脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖の元となる炭水化物も必須の栄養素。
これらは比較的高カロリー食品が多いため極端なダイエットで不足しやすいようだ。
またファーストフードやインスタント食品などのジャンクフードばかり食べているとこれらの栄養素が不足し精神的に不安定になりやすい。
このような状態でメンタルトレーニングを行っても効果は期待できないだろう。
たくさんの種類の食品をバランス良く食べていればメンタルは安定するそうだ。
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2010年05月02日
苛立ち
先日は厚意で月に2回程参加させてもらっているA級サークルの練習。
練習に行く前に前回の記事に戴いたコメントを読み(皆さん、ありがとうございました!感謝します!!)アドバイスを生かそうと練習に臨んだ。
このサークルはA級戦士が中心で私(B級)よりレベルの高い人がごろごろしている。
このサークル練習に最初に参加した時は、全くついていけなかった。
それでもレベルの高い練習ができる喜びを感じて楽しんでいた。
最近は何とかついていけるようになり、ますます楽しくなっていた。
しかし、その日は違った。
とにかくミスが多い。
例の「自己最高フォアハンド」にトライするどころか普段できているプレーもミスばかり。
苛立っていた。
学生時代はコートでよく苛立っていたが、それは血の気の多い若さゆえのこと。
この苛立ちとは違う。
何故苛立っているんだ?
ミスが多いからか?
調子が悪いだけなら苛立ったりしない・・・
「自己最高フォアハンド」ができないからか?
せっかく皆さんにアドバイスしてもらったのに出来ない自分が不甲斐ないからか?
それは多分にあるだろう。
しかし、それだけではない気がする。
恐らく・・・
来月上旬に控えた大会に向け「自己最高フォアハンド」を完成させたいという強い思いがあったからだろう。
それは「焦り」だった。
焦る気持ちがあると緊張して筋肉が固くなる。
皮肉な事に「早く完成させたい!」という気持ちが焦りになり、かえってマイナスに働いていたようだ。
客観的に考えてみよう。
「自己最高フォアハンド」にこだわる意味はあるのだろうか?
それができないと勝てないのか?
答えは「NO」だ。
今モノにしているショットで十分通用するはずだ。
それよりもミスを減らす事の方が効率的ではないか?
「YES」
ならば完成を急ぐ必要はない。
じっくり、焦らず完成を目指そう。
こだわりと目標は異なるものだ。こだわりは精神と肉体の自由を奪う。しかし目標は精神と肉体を昇華させる。
今の私の目標は大会で勝つこと。
それを忘れなければ、もう苛立つこともないだろう。
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練習に行く前に前回の記事に戴いたコメントを読み(皆さん、ありがとうございました!感謝します!!)アドバイスを生かそうと練習に臨んだ。
このサークルはA級戦士が中心で私(B級)よりレベルの高い人がごろごろしている。
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それでもレベルの高い練習ができる喜びを感じて楽しんでいた。
最近は何とかついていけるようになり、ますます楽しくなっていた。
しかし、その日は違った。
とにかくミスが多い。
例の「自己最高フォアハンド」にトライするどころか普段できているプレーもミスばかり。
苛立っていた。
学生時代はコートでよく苛立っていたが、それは血の気の多い若さゆえのこと。
この苛立ちとは違う。
何故苛立っているんだ?
ミスが多いからか?
調子が悪いだけなら苛立ったりしない・・・
「自己最高フォアハンド」ができないからか?
せっかく皆さんにアドバイスしてもらったのに出来ない自分が不甲斐ないからか?
それは多分にあるだろう。
しかし、それだけではない気がする。
恐らく・・・
来月上旬に控えた大会に向け「自己最高フォアハンド」を完成させたいという強い思いがあったからだろう。
それは「焦り」だった。
焦る気持ちがあると緊張して筋肉が固くなる。
皮肉な事に「早く完成させたい!」という気持ちが焦りになり、かえってマイナスに働いていたようだ。
客観的に考えてみよう。
「自己最高フォアハンド」にこだわる意味はあるのだろうか?
それができないと勝てないのか?
答えは「NO」だ。
今モノにしているショットで十分通用するはずだ。
それよりもミスを減らす事の方が効率的ではないか?
「YES」
ならば完成を急ぐ必要はない。
じっくり、焦らず完成を目指そう。
こだわりと目標は異なるものだ。こだわりは精神と肉体の自由を奪う。しかし目標は精神と肉体を昇華させる。
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2010年04月24日
イメージの力
先週は久し振りのテニスだったので仕方ないと思っていたが、今週も調子が悪く、ボールの勢いが無いばかりか、ミスも目立った。
「う~ん、こりゃまずいな」
まるでラケット買い換えたばかりの頃に逆戻りしたようだ。
「う~ん・・・ってことは・・・腕を使って打っている!?」
しばらくテニスする機会が無かったせいか、昔の打ち方が復活してしまったようだ。
脱力テニスが「新しいプログラム」だとすると、腕や肩の筋力で打つのは「古いプログラム」。
それをアンインストールできればいいのだが人間の脳はそう簡単にはいかない。
新しいプログラムを定着させるには強いイメージが必要だと思う。
脳は具体的にイメージしたもの程、筋肉に適切な指令を出す事ができるそうだ。
しかし間違ったイメージが残っていると適切な指令を出せないのだろう。
イメージトレーニングをしてからコートで練習すると高い効果が期待できるそうだ。
そういえば最近フェデラーの動画見てなかったな~
サークル練習の後半になってようやく調子が出てきて満足できるボールが打てた頃には終了。
(終了間際に自分史上最高のボールが打てた!という記事は次の機会に)
いいイメージが消えないうちに家で素振りしてたら、また妻に叱られました
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お知らせです^^
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「45歳からの挑戦 オヤジテニス進化論」←クリック!
「う~ん、こりゃまずいな」
まるでラケット買い換えたばかりの頃に逆戻りしたようだ。
「う~ん・・・ってことは・・・腕を使って打っている!?」
しばらくテニスする機会が無かったせいか、昔の打ち方が復活してしまったようだ。
脱力テニスが「新しいプログラム」だとすると、腕や肩の筋力で打つのは「古いプログラム」。
それをアンインストールできればいいのだが人間の脳はそう簡単にはいかない。
新しいプログラムを定着させるには強いイメージが必要だと思う。
脳は具体的にイメージしたもの程、筋肉に適切な指令を出す事ができるそうだ。
しかし間違ったイメージが残っていると適切な指令を出せないのだろう。
イメージトレーニングをしてからコートで練習すると高い効果が期待できるそうだ。
そういえば最近フェデラーの動画見てなかったな~
サークル練習の後半になってようやく調子が出てきて満足できるボールが打てた頃には終了。
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2010年03月14日
表情は物語る
まずは、この画像を見て欲しい・・・
フェデラーのこの表情
何をしている時だと思いますか?
物思いにふけっているのか?
物憂げにも見えるが・・・
答えはこちら
(ちなみにこの画像は私のデスクトップの壁紙です。フェデラーの他にも数多くのトッププロの壁紙が無料でダウンロードできるのでおススメです!TENNIS-WALLPAPERS.com)
フェデラーがライジングでボールを捕えようとしている場面だが、ボールをしっかり見ていると言うより、虚ろな目でぼんやりと眺めているように見える。
ボールをしっかり見ようと意識を集中すると、大抵目をしっかりと見開くだろう。
ボールを見ることすら「脱力」しているのだろうか?
想像でしかないが、プレー中は感情を抑え、淡々と良いスウィングをすることだけに集中しているように思える。
感情が筋肉に及ぼす影響は小さくない。
イライラしたり攻撃的になりすぎていると、筋肉に必要以上の力が入ってしまう。
反対に、ミスを恐れたり、消極的になっていると筋肉の動きも悪くなる。
フェデラーは本来、激しい気性の持ち主で、ジュニア時代は試合中にイライラしてラケットをコートに叩き付けたり、暴言を吐いたりして試合を台無しにしたこともあるそうだ。
それではプロとして成功しないと思い、メンタルコントロール術を学び、プロの中でも卓越したメンタルの強さを身に着けた。
フェデラーが長い間、No.1でいられる理由はメンタルの強さが大きいと思う。
メンタルが強いから安定して勝つことができるのだろう。
フェデラーの表情が物語るのは「感情に左右されない安定したメンタル」だと思う。
そして「脱力」したスウィングだから表情にも「力み」が見られない。
トッププロのインパクト直前の表情を集めてみたら、なかなか面白かったのでご覧いただきたいと思う。
「チャンスボールが…キター!」A・マレー
「あっぷっぷぅ~」A・ロディック
歌舞伎役者でもいけそう!?R・ナダル
欽ちゃん?いいえ、錦織君でした。
男子より女子の方がさらに個性的。
仁王様?いいえ、D・サフィーナです。
「覚悟しなっ!」S・クズネッツォワ
「ざけんな!コノヤロー!!」C・ヴォズニアッキ
シャラポアだってマッチョでこんな顔
さらにスゴイのが・・・
ヒェ~!恐いっ!こんな人がコートにいたら即逃げます。S・ウィリアムズ
そして極めつけは、この人・・・
「うぅ~、昨日飲み過ぎた…」完全に目が死んでます。かつての王者P・サンプラス
ボールを打つ時の自分の顔はどんなか写真に撮ってみるのも楽しいかも
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フェデラーのこの表情
何をしている時だと思いますか?
物思いにふけっているのか?
物憂げにも見えるが・・・
答えはこちら
(ちなみにこの画像は私のデスクトップの壁紙です。フェデラーの他にも数多くのトッププロの壁紙が無料でダウンロードできるのでおススメです!TENNIS-WALLPAPERS.com)
フェデラーがライジングでボールを捕えようとしている場面だが、ボールをしっかり見ていると言うより、虚ろな目でぼんやりと眺めているように見える。
ボールをしっかり見ようと意識を集中すると、大抵目をしっかりと見開くだろう。
ボールを見ることすら「脱力」しているのだろうか?
想像でしかないが、プレー中は感情を抑え、淡々と良いスウィングをすることだけに集中しているように思える。
感情が筋肉に及ぼす影響は小さくない。
イライラしたり攻撃的になりすぎていると、筋肉に必要以上の力が入ってしまう。
反対に、ミスを恐れたり、消極的になっていると筋肉の動きも悪くなる。
フェデラーは本来、激しい気性の持ち主で、ジュニア時代は試合中にイライラしてラケットをコートに叩き付けたり、暴言を吐いたりして試合を台無しにしたこともあるそうだ。
それではプロとして成功しないと思い、メンタルコントロール術を学び、プロの中でも卓越したメンタルの強さを身に着けた。
フェデラーが長い間、No.1でいられる理由はメンタルの強さが大きいと思う。
メンタルが強いから安定して勝つことができるのだろう。
フェデラーの表情が物語るのは「感情に左右されない安定したメンタル」だと思う。
そして「脱力」したスウィングだから表情にも「力み」が見られない。
トッププロのインパクト直前の表情を集めてみたら、なかなか面白かったのでご覧いただきたいと思う。
「チャンスボールが…キター!」A・マレー
「あっぷっぷぅ~」A・ロディック
歌舞伎役者でもいけそう!?R・ナダル
欽ちゃん?いいえ、錦織君でした。
男子より女子の方がさらに個性的。
仁王様?いいえ、D・サフィーナです。
「覚悟しなっ!」S・クズネッツォワ
「ざけんな!コノヤロー!!」C・ヴォズニアッキ
シャラポアだってマッチョでこんな顔
さらにスゴイのが・・・
ヒェ~!恐いっ!こんな人がコートにいたら即逃げます。S・ウィリアムズ
そして極めつけは、この人・・・
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2009年09月19日
課題はメンタルタフネス
先週のシングルスでは試合巧者のベテランプレーヤーにしてやられた
年齢的には私もベテランプレーヤーに入るのだが、何せブランクが長いのでどんなにひいき目に見ても試合巧者とは言えない
考えてみれば20年ぶりにテニスを再開して、二度の膝の故障もあり、まともにテニスしたのは半年くらい
B級といえども、そんな状態で結果を出せる程、甘くはないという事か
むしろ、復帰初戦で2勝できたのをラッキーと思うべきなのかもしれない
「早くB級制覇してA級に!」という思いが強過ぎたのだろう
練習でできた事が試合では殆どできなかったのは相手の巧さのせいもあるが自分自身のメンタル面に大きな問題があったのだと思う
テニスはメンタルに左右されるスポーツ
プロの世界でもランキング1位と100位以内の選手に技術的な差はあまり無く、差があるのはメンタルタフネスだと言う人もいる
ちょっと大袈裟な言い方だが、メンタルが弱いといくら上手くても、凄いショットが打てても勝てないのは理解できる
メンタル面の強化が今後の最重要課題だ
更には試合経験を積む事
プレッシャーのかからない練習でいくらいいショットが打てても、試合でプレッシャーがかかった時に打てなければ宝の持ち腐れ
練習試合でプレッシャーのかかった場面で打てなければ、もっとプレッシャーのかかる大会の試合で打てるわけがない!
そういう場面でも「いつものテニス」ができないと
プレッシャーといえば、試合の序盤で相手にプレッシャーをかけなければ「こいつは怖くない、楽に勝てる」と、メンタル面でアドバンテージを与えてしまう
その反対に、技術や身体能力で大きな差が無い限り、多少相手が上でも精神的優位に立てれば勝つ事ができる
試合の序盤から、可能ならば試合が始まる前から相手にプレッシャーをかける術を学ぶべきだろう
あくまでもフェアな方法で
試合の、最初のゲームが最も重要だろう
たとえ相手のサービスゲームで結果的にはキープされたとしても、相手に「甘いサーブは強打される」とか「何をするかわからない奴」と思わせる事ができたら、その後の試合展開を大きく左右するはずだ
そのためには…
試合開始から100%集中!
最初のポイントはマッチポイントより重要だ!
最初から全開で行こう!
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年齢的には私もベテランプレーヤーに入るのだが、何せブランクが長いのでどんなにひいき目に見ても試合巧者とは言えない
考えてみれば20年ぶりにテニスを再開して、二度の膝の故障もあり、まともにテニスしたのは半年くらい
B級といえども、そんな状態で結果を出せる程、甘くはないという事か
むしろ、復帰初戦で2勝できたのをラッキーと思うべきなのかもしれない
「早くB級制覇してA級に!」という思いが強過ぎたのだろう
練習でできた事が試合では殆どできなかったのは相手の巧さのせいもあるが自分自身のメンタル面に大きな問題があったのだと思う
テニスはメンタルに左右されるスポーツ
プロの世界でもランキング1位と100位以内の選手に技術的な差はあまり無く、差があるのはメンタルタフネスだと言う人もいる
ちょっと大袈裟な言い方だが、メンタルが弱いといくら上手くても、凄いショットが打てても勝てないのは理解できる
メンタル面の強化が今後の最重要課題だ
更には試合経験を積む事
プレッシャーのかからない練習でいくらいいショットが打てても、試合でプレッシャーがかかった時に打てなければ宝の持ち腐れ
練習試合でプレッシャーのかかった場面で打てなければ、もっとプレッシャーのかかる大会の試合で打てるわけがない!
そういう場面でも「いつものテニス」ができないと
プレッシャーといえば、試合の序盤で相手にプレッシャーをかけなければ「こいつは怖くない、楽に勝てる」と、メンタル面でアドバンテージを与えてしまう
その反対に、技術や身体能力で大きな差が無い限り、多少相手が上でも精神的優位に立てれば勝つ事ができる
試合の序盤から、可能ならば試合が始まる前から相手にプレッシャーをかける術を学ぶべきだろう
あくまでもフェアな方法で
試合の、最初のゲームが最も重要だろう
たとえ相手のサービスゲームで結果的にはキープされたとしても、相手に「甘いサーブは強打される」とか「何をするかわからない奴」と思わせる事ができたら、その後の試合展開を大きく左右するはずだ
そのためには…
試合開始から100%集中!
最初のポイントはマッチポイントより重要だ!
最初から全開で行こう!
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2009年08月20日
本能のままに
14、15日はオートリゾート苫小牧ARTENという北海道では超メジャーなキャンプ場に親戚一同で一泊してきました
メチャメチャ立派なセンターハウス
午後6時半の気温、涼しいです
久しぶりに、実の父親とテントで枕を並べぐっすりと・・・
親父は眠れたようですが、イビキのせいでほとんど眠れず、オマケに風邪もうつされて・・・
日曜日の墓参りから帰ったら、あえなくダウン
テニスどころではなかった
月曜日も具合が悪く、やっとの思いで仕事に
火曜日はサークルの練習日
朝の体調では、無理かな~と思っていたら・・・
さすがテニス中毒患者!午後には復活!
都合のいい、わが身に我ながら呆れてしまった
よ~し!やっとテニスできる
しかし火曜のサークルは相変わらず参加者が少なく私の他は、Fさん(50代女性)のみ
ストローク中心の練習
Fさんは細身で非力な女性だが、厚ラケ+きれいなフォームでスピードと伸びのあるフラット系のストロークを打ち、いいコースに来ると返すのに苦労する事もあるほど
しかし、年齢のためか動けないので1対1のストロークだと厳しいコースは全てエースになってしまう
なので、なるべくセンター付近に返すようにしている
ゆったりとしたテンポで打っているときはいいのだが、Fさんが速いボールを返してくると、スイッチが入ってしまう
頭ではセンター付近に返そうと思っていても、本能がそれを許さない
センターに打とうという意識はある
しかし、いざボールが来ると体が勝手に反応してしまう
まるでもう一人の自分に「オープンに打て!」と命令されたかのように
Fさんは「そんなに厳しいところ狙わなくても、どうせ動けないから~」と言うが、厳しいところに行ってしまうのだから仕方ない
単にコントロールが悪くなったかと思ったが、最初から厳しいコースを狙うと、ちゃんとそこに行く
なのに、センターには行かない
最近、ボールをよく見て「ただ、返す」事に集中するようにしている
打った後は、相手の動きに集中する
そうすると、相手の打つ瞬間には体が勝手に反応して次のボールに素早く対応できる
何も考えていない
ただ、相手とボールを見ることに集中しているだけ
インナーテニスで言うセルフ2に任せた状態
武術の教えにはこうある・・・
「人は何かにこだわったとき、心が止まった状態になり身体は居つき自由を失う。心を自由にし、放心することが大事。」
こだわり(狙う、勝ちたい)を捨て、無心になることが己の身体の能力を最大限に引き出せるということなのだろう
頭であれこれ考えるよりも、本能に任せてしまった方がいいようだ(Fさんには申し訳ないが)
試合中もスコアを気にしてプレーするよりも、ただ、相手とボールを見ることに集中する
すぐに熱くなっちゃうタイプだから、難しいんだけどね~
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メチャメチャ立派なセンターハウス
午後6時半の気温、涼しいです
久しぶりに、実の父親とテントで枕を並べぐっすりと・・・
親父は眠れたようですが、イビキのせいでほとんど眠れず、オマケに風邪もうつされて・・・
日曜日の墓参りから帰ったら、あえなくダウン
テニスどころではなかった
月曜日も具合が悪く、やっとの思いで仕事に
火曜日はサークルの練習日
朝の体調では、無理かな~と思っていたら・・・
さすがテニス中毒患者!午後には復活!
都合のいい、わが身に我ながら呆れてしまった
よ~し!やっとテニスできる
しかし火曜のサークルは相変わらず参加者が少なく私の他は、Fさん(50代女性)のみ
ストローク中心の練習
Fさんは細身で非力な女性だが、厚ラケ+きれいなフォームでスピードと伸びのあるフラット系のストロークを打ち、いいコースに来ると返すのに苦労する事もあるほど
しかし、年齢のためか動けないので1対1のストロークだと厳しいコースは全てエースになってしまう
なので、なるべくセンター付近に返すようにしている
ゆったりとしたテンポで打っているときはいいのだが、Fさんが速いボールを返してくると、スイッチが入ってしまう
頭ではセンター付近に返そうと思っていても、本能がそれを許さない
センターに打とうという意識はある
しかし、いざボールが来ると体が勝手に反応してしまう
まるでもう一人の自分に「オープンに打て!」と命令されたかのように
Fさんは「そんなに厳しいところ狙わなくても、どうせ動けないから~」と言うが、厳しいところに行ってしまうのだから仕方ない
単にコントロールが悪くなったかと思ったが、最初から厳しいコースを狙うと、ちゃんとそこに行く
なのに、センターには行かない
最近、ボールをよく見て「ただ、返す」事に集中するようにしている
打った後は、相手の動きに集中する
そうすると、相手の打つ瞬間には体が勝手に反応して次のボールに素早く対応できる
何も考えていない
ただ、相手とボールを見ることに集中しているだけ
インナーテニスで言うセルフ2に任せた状態
武術の教えにはこうある・・・
「人は何かにこだわったとき、心が止まった状態になり身体は居つき自由を失う。心を自由にし、放心することが大事。」
こだわり(狙う、勝ちたい)を捨て、無心になることが己の身体の能力を最大限に引き出せるということなのだろう
頭であれこれ考えるよりも、本能に任せてしまった方がいいようだ(Fさんには申し訳ないが)
試合中もスコアを気にしてプレーするよりも、ただ、相手とボールを見ることに集中する
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2009年05月19日
挫折が人を強くする
練習再開してから、感じていることがある・・・
それはダブルスのパートナーでありヒッティングパートナーである、きんに君とのテニスに対する温度差である
明らかに、私のほうが高く、パートナーの低さが歯がゆく感じられる
きんに君にすれば、私の温度の高さに戸惑っていることだろう
怪我をする前は感じられなかった温度差
休養中に上がった温度の理由
それは・・・
松岡修造
彼の自伝「セカンドドリーム~もうひとつのセンター・コート」を読んだから。
彼も半月板損傷で苦しんだテニスプレーヤー
怪我をして挫折を経験、そこから立ち直った経験が書かれてあり、自分と重なったからだ
この本を読む前から、「必ず復帰する!復帰したらもっと強くなる!」という思いは持っていた。
そんなときに読んだ・・・
一度の挫折もなく、世界のトップまで昇りつめた選手はいない。
誰もが、自分を襲う肉体的、精神的苦痛を乗り越えてこそ、強くなれる。いや、乗り越えるからこそ、強くなるのだ。
苦難や苦痛は、実は、強くなるための試練だと受け止めたら、むしろ感謝したいほどのことかもしれない。真の実力というのは、こうした挫折をもすべて含んだ上での「力」だということをはじめて痛感した。
苦しさを乗り越えること、それは技術ではなく、心を磨く。
このとき僕を襲った苦痛は、僕を強くするための試練だったのかもしれない。同じサーブを打つのでも、前とは違った何かが、ボールに乗り移っていくようだった。
テニスは打つボールに、多くの願いをこめた方が勝つ。見果てぬ夢や、挫折から立ち直った喜び、さらには、プレーヤーの命そのものを乗せて、ボールは飛んでいくからだ。
それまでの僕は、ただ力でテニスをとらえていた。だから、膝の手術の時は、精神的に参っていた。もうダメかと思った。だが、もし、もう一度この僕が前と同じ世界60位まで戻った時、同じ60位でも、その強さはまったくちがう・・・・・。
(そうか、つまずいたことのない者より、つまずいて立ち直った方が強いんだ!)
テニスが精神力の勝負だというのは、まさにそのことだということを、この後も続く挫折で、僕ははじめて知ったのだった。
燃えた
やはり熱い男だ
きんに君が戸惑うのも無理はない
しかし、挫折が人を強くするのは自分自身の経験で知ることができた。
怪我をしなければ、テニスに対する想いもこんなに熱くはならなかっただろう
自分自身のつらい経験と、そこから立ち直ろうという思いがあったからこそ、彼の本を読んで燃えたのだろう
修造!
今は俺も熱いぜ!!
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それはダブルスのパートナーでありヒッティングパートナーである、きんに君とのテニスに対する温度差である
明らかに、私のほうが高く、パートナーの低さが歯がゆく感じられる
きんに君にすれば、私の温度の高さに戸惑っていることだろう
怪我をする前は感じられなかった温度差
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それは・・・
松岡修造
彼の自伝「セカンドドリーム~もうひとつのセンター・コート」を読んだから。
彼も半月板損傷で苦しんだテニスプレーヤー
怪我をして挫折を経験、そこから立ち直った経験が書かれてあり、自分と重なったからだ
この本を読む前から、「必ず復帰する!復帰したらもっと強くなる!」という思いは持っていた。
そんなときに読んだ・・・
一度の挫折もなく、世界のトップまで昇りつめた選手はいない。
誰もが、自分を襲う肉体的、精神的苦痛を乗り越えてこそ、強くなれる。いや、乗り越えるからこそ、強くなるのだ。
苦難や苦痛は、実は、強くなるための試練だと受け止めたら、むしろ感謝したいほどのことかもしれない。真の実力というのは、こうした挫折をもすべて含んだ上での「力」だということをはじめて痛感した。
苦しさを乗り越えること、それは技術ではなく、心を磨く。
このとき僕を襲った苦痛は、僕を強くするための試練だったのかもしれない。同じサーブを打つのでも、前とは違った何かが、ボールに乗り移っていくようだった。
テニスは打つボールに、多くの願いをこめた方が勝つ。見果てぬ夢や、挫折から立ち直った喜び、さらには、プレーヤーの命そのものを乗せて、ボールは飛んでいくからだ。
それまでの僕は、ただ力でテニスをとらえていた。だから、膝の手術の時は、精神的に参っていた。もうダメかと思った。だが、もし、もう一度この僕が前と同じ世界60位まで戻った時、同じ60位でも、その強さはまったくちがう・・・・・。
(そうか、つまずいたことのない者より、つまずいて立ち直った方が強いんだ!)
テニスが精神力の勝負だというのは、まさにそのことだということを、この後も続く挫折で、僕ははじめて知ったのだった。
燃えた
やはり熱い男だ
きんに君が戸惑うのも無理はない
しかし、挫折が人を強くするのは自分自身の経験で知ることができた。
怪我をしなければ、テニスに対する想いもこんなに熱くはならなかっただろう
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2009年04月19日
膝の故障から得たもの
膝の故障でマイナスになった事がたくさんあります。
それは、テニスができないという事だけでなく、まともに歩けなくなり、左足の筋肉がすっかり弱ってしまった事や、病院・整体(自宅から2時間近くかかる)に行くために多くの時間とお金を費やしました。
それによって私の家族に影響があった事は大きな犠牲だったと思います。
特に妻には大きな負担をかけたはずです。
しかし彼女は、よく辛抱して、辛い時には私の支えになってくれました。
考えてみると膝を痛めた事でマイナスになったものを上回る、プラスになった事、学んだ事がたくさんある事に気付きました。
一番大きなものは、やはり妻の支えでした。
最初に膝を痛めた時に「テニスはもう止めなさい」って言ってたはずなのに、私の再起を支えてくれています。
大会復帰が叶ったら、それは彼女のおかげです。本当にありがとう。
プラスになった事は、まだあります。
自分の身体をよく知ることができました。
年齢による衰え、その逆にまだ残されている自分の可能性、トレーニングやコンディショニングの方法
まだまだあります。
練習できない分、いろいろな本やWeb上の記事を読みました。
身体を壊した事で、今まで考えもしなかった「身体に無理をかけず、強いボールを打つ」方法を模索していてたどり着いた「脱力テニス」と「初動負荷理論」。
高岡英夫氏の「究極の身体」は人間の身体の可能性の凄さを教えてくれました。
松岡修造さんの本からもメンタルタフネスについて多くを学びました。
「イチロー哲学」からはアスリートとして成功するための思考を学びました。
昔の本ですが「インナーテニス」も、今読み返すと目からウロコです。
今、思い出せない事や自分でも気付いていない事がまだありそうです。
たくさん学んだことがある中で、どれだけ生かせるかはこれからのわたし次第ですね・・・生かせなければただのテニスオタクで終わってしまいますが・・・。
もしも、膝を痛めていない自分と、今の私(膝が完治してから)とが試合をしたとすると…
一方的な試合展開で今の私が勝つと思います。
学んだことを生かせれば、その程度のレベルアップはたやすい筈です。
今後はこれらの事を中心に記事をUPしていきます。
きっとレベルアップの参考になると思うのでぜひ読んでください!
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それは、テニスができないという事だけでなく、まともに歩けなくなり、左足の筋肉がすっかり弱ってしまった事や、病院・整体(自宅から2時間近くかかる)に行くために多くの時間とお金を費やしました。
それによって私の家族に影響があった事は大きな犠牲だったと思います。
特に妻には大きな負担をかけたはずです。
しかし彼女は、よく辛抱して、辛い時には私の支えになってくれました。
考えてみると膝を痛めた事でマイナスになったものを上回る、プラスになった事、学んだ事がたくさんある事に気付きました。
一番大きなものは、やはり妻の支えでした。
最初に膝を痛めた時に「テニスはもう止めなさい」って言ってたはずなのに、私の再起を支えてくれています。
大会復帰が叶ったら、それは彼女のおかげです。本当にありがとう。
プラスになった事は、まだあります。
自分の身体をよく知ることができました。
年齢による衰え、その逆にまだ残されている自分の可能性、トレーニングやコンディショニングの方法
まだまだあります。
練習できない分、いろいろな本やWeb上の記事を読みました。
身体を壊した事で、今まで考えもしなかった「身体に無理をかけず、強いボールを打つ」方法を模索していてたどり着いた「脱力テニス」と「初動負荷理論」。
高岡英夫氏の「究極の身体」は人間の身体の可能性の凄さを教えてくれました。
松岡修造さんの本からもメンタルタフネスについて多くを学びました。
「イチロー哲学」からはアスリートとして成功するための思考を学びました。
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今、思い出せない事や自分でも気付いていない事がまだありそうです。
たくさん学んだことがある中で、どれだけ生かせるかはこれからのわたし次第ですね・・・生かせなければただのテニスオタクで終わってしまいますが・・・。
もしも、膝を痛めていない自分と、今の私(膝が完治してから)とが試合をしたとすると…
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