45歳からの挑戦　中年肉体改造計画 20年離れていたテニスを再開、膝の故障を抱えながらも大会復帰を果たした、中年テニスプレーヤーの挑戦の記録です。肉体改造と常識にとらわれないテニスを目指しています。

「らくーん」の施術でほぼ全快したとはいえとはいえ、まだ走ったり仕事で膝に負担がかかると次の日少し痛くなる・・・テニスも１００％の状態にはまだまだ程遠い
先生に教えてもらった自己整体で持ち直すも一進一退の状態が1ヶ月ほど続きました。

「らくーん」に通い始める前からやっていたのですが、キネシオテープと交代浴（またはホットパック＆アイシング）は欠かさず続けていました。

交代浴のやり方はは40度くらいの湯に3～5分、冷水シャワーで2分冷やすのを3回繰り返し、最後に湯でしっかり温まって終了です。
アイシング（冷却）により新陳代謝も低下や血管の収縮が起こり、その後の温熱効果で血管が拡張し血流が増加すると、疲労の原因である乳酸や老廃物を除去し、疲労回復が早くなるそうです。
お風呂で長湯するのは好きなので繰り返し湯につかるのはいいのですが・・・冷やすときは痛いのを通り越して感覚が無くなるまで冷やすほうが効果的なのだそうですが・・・
真冬の北海道の水道水はギガ冷たい
冷たいシャワーは針で刺したような痛みですが、「少しでも早く完全復活してやる～」と歯を食いしばって2分間耐えました
でも冷やした後に湯につかったときの「はぁ～～」という、とろける様な感覚は癖になりました

２回目の「らくーん」通いは昨年12月中旬のこと

施術中に先生といろいろ話をしている中で気づいたのは・・・
半月板って神経がないので痛みを感じない、痛みを感じているのは膝周りの腱や筋肉だそうです。
傷ついた半月板のせいで腱や筋肉が異常な状態になり膝関節のバランスが狂ってしまっている・・・
つまり、膝関節のゆがみがその原因
痛みを感じている筋肉はこわばって硬くなっているので、その筋肉を緩めることでバランスを元に戻す・・・というのが半月板損傷の治療だそうです。

しかし半月板損傷といっても外側、内側とあり損傷のパターンも多種多様、通り一遍等の治療でとはいかないみたいで、部分的になかなか痛みが取れない箇所があり、先生はいろいろな手法を試し一生懸命施術してくれました。

私が「らくーん」を気に入っているのは、自然形体療法のすばらしさはもちろんですが、この先生の「何としても患者の痛みを取ってあげたい」という熱意が感じられるからです。
整形外科を何件か行きましたが、そのような熱意を感じた医師は残念ながらいませんでした

結局、この後もう一回「らくーん」に行き施術してもらうことで見事、先生の予想通り膝の痛みは、ほぼ全快しました
これでテニス再開できます

まりりんこ先生、本当にありがとうございました

「らくーん整体院」のＨＰを見ると｢女性専門」とあるので「男性はだめなんだ～」と思っていたら、左側に「男性の方でも・・・」とあるではありませんか
どうやら女性同伴ならばらしい・・・
妻に相談して私の休みの日に一緒に行こう、ということになり予約の電話を入れ、札幌へ

現地に着くと一見普通の民家に看板がついているだけで私のイメージしていた治療院とは違い、ちょっと戸惑い
中に入ると出迎えてくれたのは、これまた私がイメージしていた整体師とは違う若い女性

簡単な問診をしてどういう状態か確認し、広いベッドに横になり施術開始。
まずは体のあちこちの状態を触診？どうやら体のゆがみや筋肉の状態を確かめている様子。
「左の膝下がねじれていますね・・・」とのこと

「大丈夫ですよ、このくらいなら３回程度の施術で治ると思いますよ」
ええっ！ほんとに！

ＨＰに「痛みのないやさしい施術」と書いてありましたが整体というからには曲げたり引っ張ったりするのだろうなと思っていたら、とてもソフトでここち良い、整体と言うよりもマッサージみたいでした。
本当にこんな施術で痛みがなくなるのかなぁ・・・
数分施術してもらい「膝、動かしてみてください」と言われ、曲げ伸ばししてみると・・・
「あれっ？・・・楽になってます」
「じゃあ、歩いてみてください」
恐る恐る歩いてみる・・・ちょっと痛みは残っているものの普通に歩ける
不思議！
注射しても1ヶ月以上、痛くてびっこ引いていたのに、たった数分の施術でこんなに楽になるなんて・・・
さらに膝の可動域を確認しながら施術を進めていくと、何度ストレッチしてもまっすぐ伸びない、深く曲がらなかった左膝の可動域がどんどん広がっていく・・・
これはすごい！
｢痛くない！楽になりました！」
と言う私に先生は「サクラみたいですね」いやいや、マジです
施術前の痛みが１０だとすると、施術後は６、いや５ぐらいにまでなっていました
痛みが軽くなって嬉しいのはもちろんだが、驚きと感動のほうが大きかった「らくーん治療院」初体験でした

ＭＲＩ待ちの３週間の間に半月板損傷についてネットや本でいろいろと調べてみると、整形外科の治療や手術だけでは、なかなか痛みが取れないケースが多く、手術しても必ず良くなるという保証はないらしい

痛みを取るならカイロプラクティックか整体を受けてみようかなと思いＨＰやブログをあちこち見て回ったら、｢半月板損傷は手術しなくても治る」というのを見つけ、これだ！と思いましたが、私の地元にはなく一番近いところでも車で２時間弱ほどかかる札幌なので、通うのは大変だし金銭的負担も考え、近くの治療院で妥協するかと諦めようと思っていたら妻が｢妥協して良くならなかったら後悔するから、気に入ったところに行って治療してもらったら」と言ってくれました

早速、札幌の「らくーん治療院」に予約の電話を入れました

ＭＲＩの予約がいっぱいで３週間も待ってようやく検査

その結果、左膝内側半月板の水平断裂との診断

とりあえず手術はせず保存的治療で２週間ごとにヒアルロン酸注射を５回打って様子を見ることに。

Ｏ先生に「痛みさえなくなればテニス再開してもいいよ」と言われたけど、鵞足炎（がそくえん）もあるため痛みが強くびっこ歩行がやっとの状態

すでに１ヶ月以上経ち、左足が太ももの部分で５㎝も細くなってしまいました。
痛みがなくなってもこんなに筋肉が落ちてしまったらリハビリなしでテニス再開は無理だと思うのですが・・・

22歳の後輩、きんに君とちょくちょくテニスするようになったある日のこと

帰宅後、左ひざ内側が軽く痛かったものの強くひねった覚えもないので大して気にせず、次の日もテニスしたらだんだん腫れてきて痛みも強くなってきたので近くのＭ整形外科へ

「関節炎ですね。水（関節液）が溜まって腫れているので、抜くと楽になりますよ。」と言われ溜まった水を抜いてもらうと、確かに痛みも軽くなり楽に歩けるように

数日後、足場の悪いところで仕事中にコケそうになりバランスを崩した状態でもろに左足に全体重がかかり、強い痛みが復活再びＭ整形外科へ

「鵞足炎（がそくえん）ですね。また水を抜いて薬を注射しましょう。」しかし今度は痛みと腫れが引かず、自分の症状をネットで調べてみたら半月板損傷かも・・・、1週間後にＴ総合病院へ行くとマクマレーテストですぐに「内側半月板が損傷しています。ＭＲＩ検査で診て、その結果しだいで手術することになるかもしれません。」がぁ～ん
ショックを受けている私を気遣ったのか「大丈夫、手術するにしても、しないにしてもテニスはまたできるようになりますよ。」と医師は言ってくださったので、少し気が楽に
しかしこの半月板損傷、かなり厄介な怪我だと気づくのは後になってからのことでした・・・

20年以上離れていたテニスを今更なぜやる気になったかというと、ひとつめにクルム伊達公子さんの「プロテニスプレイヤーとして新たなチャレンジ（復帰ではないそうです）」を知り漠然としたものでしたが、自分ももう一度テニスにチャレンジしたいという思いがわいてきたことです。
ふたつめには、会社の後輩にテニス経験者がいて最初は軽い遊びのつもりでやってみたら、ラケットを持つのも久しぶりだったにもかかわらず意外にまともに打てたので調子に乗って試合もやりました
結果は6-2で完敗その後輩はまだ22歳で高校時代に地区大会でベスト4に入ったこともあると聞き納得長身で筋肉モリモリのためメチャメチャ速いサーブで全くついて行けませんでした
でもそのときに自分でも「おぉっ！」というショットが何回かあり「もしかしたらまだいけるかも…」という手応えを感じたからです。
でもその考えが甘かったということを後で身をもって知ることになろうとは夢にも思っていませんでした。

初めてのブログ作成です
私は大学時代にテニス部に所属し、20年以上競技テニスから遠ざかっていました。
或ることをきっかけに再びテニスへの情熱が燃え上がり、’09年の草大会に復帰するべく、トレーニングと練習を開始！
しかし私の情熱に肉体がついていけず左膝半月板損傷という厄介な故障を抱えてしまいました
そのため昨年の10月から今年の1月までの3ヶ月以上の療養生活を余儀なくされただけでは済まず、2月末に膝痛が再発、そのときは「もう限界か…」とひどく落ち込みましたが「もう一度チャレンジしよう…このままで終わるのは悔しすぎる」と決意。
療養期間は自分にとって大きなマイナスにはなりましたが今の自分の限界を知り、体力的にも技術的にも見直す必要があることから、多くのことを学ぶきっかけとなりプラスになった部分もあります。
このブログで私が学んだことや感じたことを綴っていきたいと思っています。
またこのブログを見てくださった方からアドバイスがあればコメントしていただければ幸いです。