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45歳からの挑戦 中年肉体改造計画 20年離れていたテニスを再開、膝の故障を抱えながらも大会復帰を果たした、中年テニスプレーヤーの挑戦の記録です。肉体改造と常識にとらわれないテニスを目指しています。

SAT-TUN
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骨盤ボレー

壁打ち専になりつつあったSAT‐TUN。
久しぶりにサークル練習に参加してきました。

いや~、やっぱ楽しいですね!
人とのテニスは(笑)

会心のショットを打って決まった時はドーパミン出まくり。
久し振りの練習を楽しんできました。

ストロークはまずまずの調子、壁打ちの成果が出ていました!

素早い股関節ターンで速い球にも遅れるケースは少なかったしボレストでも早い展開に対応。
ストローク対ストロークでは次のボールが来るまで「こんなに時間があるんだ!」と感じたくらいでした。

しかしダメダメだったのがボレー。

とにかくアウトばかりで入らない!
アウトしないように加減すると、弱々しいボールに・・・

あまりにも酷いので「ボレーってどうやって打つんだっけ・・・」と真剣に悩みました。

再び自分にボレーの番が回って来てストロークに入ったのはパワフルな10代のハードヒッター、私のヘロヘロボレーを容赦なくハードヒット!
グリグリのトップスピンでネットを越えてから急激に落ちるので余程ネットに詰めていない限りローボレーになります(汗)

意外な事に、このローボレーが不調のカンフル剤になりました。

ローボレーは股関節を柔軟に使い、下半身で打つイメージを元々持っていました。
このイメージが「骨盤の意識」を思い出させてくれたんです。

ハードヒットされたボールを返すに精一杯で、夢中でボレーしているうちに「あっ、この感じ!」と思った瞬間、鋭く伸びるボレーに変貌。

「おぉっ、これだ!」
「気持ちいい~!」
再びドーパミン大放出(笑)


その感じとは…

骨盤の右側でボールを打つ!

恐らく外見では、ほんの僅かな差だと思います。
しかし、打ったボールは雲泥の差がありました。

榊原コーチのブログにはスライスバックハンドでの骨盤の動きについて書かれていましたが、ボレーにも共通する感覚ですね。

テニスが上達するかしないかはこんな微妙な感覚次第なんですね。

「骨盤の意識」
ストローク、ボレーだけでなく全てのショットに必要な身体意識だと確信しました!


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ボレー | 投稿者 SAT-TUN 23:03 | コメント(0)| トラックバック(0)

軸足の感覚

壁打ちにすっかりはまってしまったSAT-TUNです^^

先週も記事にしましたが壁打ちしているところを撮影し、動画チェックをしていて気づいた事がまだあります。

フォアハンドストロークの時にテークバックと同時に軸足(SAT-TUNは右利きなので右足)に重心を移動させ、軽く沈み込んでいました。
さらに左足は軽く浮かせ、一度右足に寄せてから重心移動と共に踏み出して打っていました。

もっと前に撮った動画を見ると、軸足に重心は乗っているものの沈み込む動きと、左足を引き寄せる動きはありません。

つまり、最近変わった動作のようです。
と、他人事のように言っているのは、全く意識していなかったからなんです。
変えようと思っていなくても、変わっていたんです。

「あれっ?無意識だったけど軸足のバネのような感覚、良かったみたい!」という感じで軸足をバネのように縮ませることは自分でも気付いていました。

でも左足の動きは全く気付いていませんでした。

「ありゃ、なんか変な癖がついたな~。でもいい感じで打ててるんだけどな・・・」と思っていたらタイムリーに、いつも訪問している長島コーチのブログで「踏み込んで打つ」は間違いという記事を見つけ、図々しくも「教えてください!」とコメントを入れました。

なんとSAT-TUNの図々しいコメントに対し、長島コーチはわざわざ記事にして回答してくださいました。
しかもお褒めの言葉まで頂いて(お世辞が多分に含まれているかと思いますが^^;)本当に感謝、感激でした!

長島コーチの回答はこちら





筋肉の動作は全て脳でコントロールされているはずです。
「変えようと思った(意識した)」のではなく、脳が自動的に判断して「適切な動作に変えた」のでしょう。


しかし、その変化が完全ではないのか、それともその動作を妨げる何かがあるのか定かではありませんが、いつもその動作ができる訳ではないのが残念です。

おそらく最近しつこく記事にしている「集中」の度合いが下がってくると他の事に意識が行ってしまい「軸足の感覚」が失われてしまうのだと思うのですが・・・

非常にデリケートな世界ですね。
でも、その先には一気に上達できる未体験のゾーンがあるような気がします。

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ストローク | 投稿者 SAT-TUN 22:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

集中と意識

先日の壁打ちを撮った動画をチェックしていて気付いた事が幾つかありました。

脱力するためにストロークで上半身を垂直にして股関節と肩を回すよう意識しているのですが、ボールへの集中が上がってくると少しだけ上半身が前傾して、インパクトの時には垂直になっていました。

集中した状態の方が前傾していても良いボールを打っています。
理論的には上半身を垂直にして頭を動かさない方が軸がブレず、ボールもしっかり見られるのでより良いボールが打てるはずですが、実際は逆の結果になっていました。

「なぜ???」

「上半身を前傾させた方がいいのか?」

「いや、物理的に考えても前傾させるメリットは少ない・・・」

「それなら、集中しているかいないかの差だろうか?」
「垂直を意識しているうちは集中できていないという事か?」

人間の脳は一度に複数の事に集中する事はできないそうです。

以前指導して頂いた戸村コーチに、ある実験をしてもらいました。
小さな文字など一点を見つめ、そこから視点を動かさずに簡単な算数の問題を答えるのです。
ピントをしっかり文字に合わせたまま・・・
「6+5-2=?」

「えぇっとぉ~、あれっ?分からない!?こんな簡単な計算なのに、なんで!?」

文字を集中して見ていると、脳は「忙しくて計算なんかしてられない!」ということらしいです。
「文字」を「ボール」に、「計算」を「意識」に置き換えてみると・・・

『ボールを集中して見ていると、脳は「忙しくて意識なんかしてられない!」』ということなんですね。

集中と意識の両立は、どうやら無理があるようですね。

練習とはいえ集中は大切!
集中していれば自然に良いボールが打てるのは事実。
しかしテーマを持って何かを意識するのも大切・・・
どうすれば良いのか(悩)


この問題は今後の課題になりそうです。

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集中 | 投稿者 SAT-TUN 23:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

タイミング

ここ最近、ストロークがフォア、バック共にいい感じで脱力して打てています。

前回記事にした壁打ちをハイスピードカメラのスロー動画でチェックしてみたら、最初の数分はインパクトからフォロースルーまでに力みがみられましたが、途中から骨盤の意識(特に右側)ができてからはスムーズに脱力できていました。

脱力だけでなくタイミングも大切ですね。
打点が合えばいいというものではありません。
これにはスイングだけでなくフットワークから合わせていく必要があります。

戸村さんのブログには『自然と「動き出すタイミングを体が取ろう」とします。これがスプリットステップです。』と書いてありました。
大切なのはスプリットステップそのものではなく、タイミングを取ることなんでしょうね。

また脱力してスイングするにも骨盤を回すタイミングが大切だと思います。

例えばスイングのタイミングが遅れていたら骨盤を回して生まれるパワーを腕、ラケットに伝えることはできません。

全てのタイミングが完璧に合った時に会心のショットが打てるという事がわかりました。

どんなに完璧なスイングをしてもインパクトのタイミングが合っていなければミスショットにつながります。

タイミングがずれていても腕の筋力で強引に振れば、それなりのボールは打てます。
でも、そんな事続けていたら手首や肘を壊してしまうのは目に見えていますね。

逆にタイミングが合っていればラケットを合わせるだけで意外に良いボールを打つことができます。

フォームやスイング、フットワークを気にするよりも、良いタイミングで打つことに集中した方が結果的に良いスイング、フットワークになるようですね!

基本中の基本なのかもしれませんが改めてその重要性に気がついたSAT‐TUNでした。

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基本 | 投稿者 SAT-TUN 20:19 | コメント(4)| トラックバック(0)

壁打ち

諸々の事情によりことごとく練習がキャンセルになって久しくボールを打つ感触を味わっていないSAT‐TUN。

体調不良や凹んでいた期間もあり6月6日の大会を最後に3週間もテニスしていませんでした。

これでは悔しさをバネに進化するどころか退化しかねない状況です。

ウィンブルドンを観戦しているうちにテニス馬鹿の血が騒ぎ始めました。
かと言ってサークル練習は休止中・・・
それならばと、大会前に壁打ち練習した事を思い出し、壁打ちに行ってきました。(オヤジAさんも壁打ちで効果をあげていますね!)

実はSAT‐TUN、壁打ちはあまり好きではありませんでした。

学生時代に壁打ちを何度かしましたが、通常よりも早く返って来るし、当時はコントロールが悪かったので自分の打ったボールに振り回されるという情けない有様だったからです。

これは昔の腕を伸ばし真直ぐ後ろに引くテークバックが原因だったように思います。

今は股関節を回し肘だけを引きラケットは胸の前でフェースを伏せるコンパクトなテークバックなので早いタイミングで返って来ても遅れる心配はありません。
また前回に壁打ちした時は生理的ヒットポイントを課題に練習して、なかなか良い感触を得ていました。

以下は指導して頂いたfeeligTennisの戸村コーチに宛てたメールです。

実は壁打ちって、あまり好きではありませんでした。
自分の打つボールが安定しないので続かないし、早く返ってくるので焦って力んでしまうので疲れるというのがその理由でした。

でも私と親しいブロガーさんが壁打ちで調子を上げていることと、戸村さんも「壁打ちいいですよ」と勧めてくださったので、重い腰を上げてみました(笑)

まずは教えて頂いた方法で「生理的ヒットポイント」を感じてみました。
その後、壁から返ってきたボールを打ってみましたが、壁打ちそのものに慣れていないせいか、自分の打ったボールに振り回されるというひどい状態でした(汗)

でも、数分続けているうちにだんだん気持ちよく打てるようになってきて・・・
始めて5分くらいで安定し始め、さらに一定のところに返ってくるようになり、バックハンドで連続、今度はフォアとバックを交互に、連続でハードヒットなど自由自在に打てるように!!!!

壁打ちがこんなに気持ちいい、楽しいものだと感じたことは今までありません。
本当に楽しくて楽しくて、ほとんど休まず夢中で1時間半も壁打ちしてしまいました^^;
嬉々として1時間半も壁打ちするなんて、我ながら本当に「テニスバカ」だと笑ってしまいました。

実際コートで打っていないのでまだ分かりませんが、今までと違う何かを感じることができました。
さらにテニスが楽しくなってきました!!

戸村さんのアドバイスのお陰です!ありがとうございます!!!!
ますますテニスバカまっしぐっらです(笑)


さて、先日の壁打ちは・・・
ググッて調べてあった壁打ち練習場を予約していたのですが・・・

おぉっ!何これ、すげぇ!
壁打ち練習場

感動しました!
私の地元の大会会場となる擦り切れた人工芝のオムニコートよりもはるかにきれい!
フェンスで完全に仕切られていて壁打ちに専念できます。
ただ、ひとつ難点なのが壁に傾斜がついているのでボールが上方向に高く跳ね返って来るのでトップスピンでハードヒットすると殆どアウトに、加減して打つと山なりの弱々しいボールになるのが不満でした。

「シコラーを相手にしてると思えばいいか・・・」と気持ちを切り換えて続けているうちにハードヒットしてもアウトしないポイントがわかってきました。
いや、わかったと言うより感じ取ったと言った方が合っているかもしれません。

壁に当たったボールが、どう跳ね返るか。
壁に対する角度、ボールのスピード、スピンの方向と量・・・
これらの要素が絡み合って決まるので単純ではありません。

理屈で考えてやるのは難しいでしょう。

でも感じると・・・

その時、あるブログで読んだブルース・リーの「Don't think. Feel!(考えるな、感じろ!)」という言葉を思い出しました。

感じることで複雑で難しいと思えることも、難なくこなすことができるようです。
これは特別な事では無く、元々人間の脳に備わっている能力のようです。

思考に頼らず、感覚に任せる・・・
それには余計な事は考えず、ボールに集中すること!


壁打ちは自分のペースで打て、相手がいないので集中しやすいようです。
壁打ちで集中している状態を通常の練習で出来るようにすることが最初の目標で、最終的には試合でできるようにしたいですね!

できれば毎週ここで壁打ちしたいんですが、車で1時間弱と遠いので月1~2回できればいいとこかな?
「たかが壁打ちに・・・ガソリン代かけて」と妻に叱られそうですが冷や汗

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練習 | 投稿者 SAT-TUN 22:50 | コメント(8)| トラックバック(0)
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