2009年07月26日
超回復
この位の年齢になると、なかなか良いコンディションを維持するのは難しい
同年代のブロガーさん達は皆さん、どこか違和感や痛みを感じながらテニスしているようだ
若い頃は無理しても筋肉痛程度で、すぐに回復したが、今は…
疲れがたまると、思うように身体が動かないばかりか、思わぬ怪我を招きかねない
私は大丈夫と高を括ってケアしなかった事で左膝半月板損傷という痛い目にあった
今は再発しないように細心の注意を払っている
テニスをする前に筋肉や関節の状態をチェックし、違和感や痛みがあればテーピングやサポーターをしている
もちろん痛みが強ければ無理はしない
練習や試合後も必要に応じ、マッサージやアイシングを行う
とにかく身体に不調が無いかをチェックするのが日課のようになっている
コンディショニングのための本も色々読んだが、実践してみて最も効果的だったのは「血行をよくする」こと
血行が良くなれば、筋肉に蓄積された疲労物質を流し出し、ダメージを受けた組織の修復が早くなる
一度ダメージを受けた筋肉組織は早く回復させないと、ダメージが積み重なりやがては大きな怪我につながる
しかし、ダメージを受けた組織は回復すると、以前よりも強くなる
これが超回復
筋肉痛の後に筋肥大が起こる、骨折した骨が治ったら太くなるのはいずれも超回復によるもの
若い頃は代謝が活発なので意識しなくも超回復が起きている
この超回復は何も若者だけに起こる事ではない
ただしミドルエイジ以降は超回復が起こりにくいのは事実
ならば超回復が起きやすい条件を満たしてやればいい
それが「血行をよくする」事だ
血行をよくするためには大きく二つの方法があり私が実践したのは、アイシングまたは交替浴とエアロバイク
アイシングは急激に組織を冷やす事で血管を一時的に収縮させる
やがて冷やされた組織を温めるため、血管が拡張し大量の血液が流れ込み、同時に組織の修復に必要な成分が供給される
交替浴の効果はアイシングと同じだが温泉などで全身で行なうと疲労回復にも効果的だ
ぬるめの風呂(38~39℃)に30~40分入ってもある程度効果がある
エアロバイクは負荷を軽くし心拍数を90くらい、汗がにじむくらいのペースで30~40分
スローペースでトコトコ走るのも同じ効果がある
元巨人の桑田真澄さんが自主トレなどでグラウンドをトコトコ走っていたのは超回復で怪我からの早期復帰を狙ってのこと
一般に超回復は運動後、24~48時間休息をとることで起こるので、その間に上記の事を行えば効果的だ
我々中高年プレーヤーにこそ、疲労や違和感、怪我の早期回復に高い効果のある超回復が必要だろう
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同年代のブロガーさん達は皆さん、どこか違和感や痛みを感じながらテニスしているようだ
若い頃は無理しても筋肉痛程度で、すぐに回復したが、今は…
疲れがたまると、思うように身体が動かないばかりか、思わぬ怪我を招きかねない
私は大丈夫と高を括ってケアしなかった事で左膝半月板損傷という痛い目にあった
今は再発しないように細心の注意を払っている
テニスをする前に筋肉や関節の状態をチェックし、違和感や痛みがあればテーピングやサポーターをしている
もちろん痛みが強ければ無理はしない
練習や試合後も必要に応じ、マッサージやアイシングを行う
とにかく身体に不調が無いかをチェックするのが日課のようになっている
コンディショニングのための本も色々読んだが、実践してみて最も効果的だったのは「血行をよくする」こと
血行が良くなれば、筋肉に蓄積された疲労物質を流し出し、ダメージを受けた組織の修復が早くなる
一度ダメージを受けた筋肉組織は早く回復させないと、ダメージが積み重なりやがては大きな怪我につながる
しかし、ダメージを受けた組織は回復すると、以前よりも強くなる
これが超回復
筋肉痛の後に筋肥大が起こる、骨折した骨が治ったら太くなるのはいずれも超回復によるもの
若い頃は代謝が活発なので意識しなくも超回復が起きている
この超回復は何も若者だけに起こる事ではない
ただしミドルエイジ以降は超回復が起こりにくいのは事実
ならば超回復が起きやすい条件を満たしてやればいい
それが「血行をよくする」事だ
血行をよくするためには大きく二つの方法があり私が実践したのは、アイシングまたは交替浴とエアロバイク
アイシングは急激に組織を冷やす事で血管を一時的に収縮させる
やがて冷やされた組織を温めるため、血管が拡張し大量の血液が流れ込み、同時に組織の修復に必要な成分が供給される
交替浴の効果はアイシングと同じだが温泉などで全身で行なうと疲労回復にも効果的だ
ぬるめの風呂(38~39℃)に30~40分入ってもある程度効果がある
エアロバイクは負荷を軽くし心拍数を90くらい、汗がにじむくらいのペースで30~40分
スローペースでトコトコ走るのも同じ効果がある
元巨人の桑田真澄さんが自主トレなどでグラウンドをトコトコ走っていたのは超回復で怪我からの早期復帰を狙ってのこと
一般に超回復は運動後、24~48時間休息をとることで起こるので、その間に上記の事を行えば効果的だ
我々中高年プレーヤーにこそ、疲労や違和感、怪我の早期回復に高い効果のある超回復が必要だろう
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お蔭様で、以前に言われた意味が分かりました。
テニス肘で苦しんでいた頃ですが、
テニスの後は、直ちに冷やせ!
痛みが和らぎ感覚がなくなるまで冷やせ!
その後は、ゆっくりと温めろ!
なぜ180度違うことをするのかと思いましたが、
やっと理解出来ました!
有難うございます、本当によく勉強されていますね。
リアルテニスできない期間が長かったもので、その間にいろんな本を読みオタク化してしまいました^^;
私もプロ野球のピッチャーがベンチで肩や肘のアイシングしているのを不思議に思っていました。それが超回復なんですね。
体が自分の思ってる以上に老化(悲)しているので、きちんとケアしないと、すぐに壊れてしまいます(涙)
今回の記事もうなずく事ばかりです。
私も1年半前にジャンパー膝(膝蓋靭帯炎) になったとき
アイシングの重要性を始めて知りました。
それ以来テニスの後には必ずアイシングをしています。
でも、トコトコ走るのが言いというのは始めて聞きました。
トレーニング嫌いの私でもこれなら続けて出来そうです(^^;
この前、サーブ練習していたときにトスが乱れて
しこたまスネをラケットで叩きました。
その時なんか生まれてくるんじゃないかと思うぐらい
プクーっと腫れましたが、今はなんかその部分だけが
硬くなっています。スネ蹴りでバットも折れそうです(笑)
これも超回復かな~(^^;?
いつもながら大変勉強になるお話で、よく参考にさせていただいてます。
私もトレーニングのことをちょっとだけ勉強しまして、そのときに超回復というのを知りました。
運動はガツガツやればいいとういものではなく休むことも大事なんだと、妙に安心感を覚えたものでした(^^;)。
アイシングって怪我したときにするものとしか思っていなかったので、こんな効果があると知り目からウロコでした!
桑田選手は怪我の復帰後もトコトコ走りを続け、練習グラウンドの芝がはげ、桑田道と呼ばれたそうです。復帰後好調を維持できたのはコンディションの維持ができていたからなんですね。
ブルコメさんのスネ、記事のネタにできそうですね^^;
お久しぶりですね^^
我々テニス馬鹿(私だけか?)は、無茶をする傾向があり、痛い思いをしないと自分の体、いたわることを忘れがちですね^^;
ハードな運動をした後は2~3日休養が必要だそうです。
休むことで、強い体になるんですね~
小5の娘は、たくさん寝るので超回復し、元気がありすぎて持て余しています(汗)