2009年07月21日
蹴らないダッシュ
以前の記事(フットワーク再生)でも触れたが、私は小柄でリーチが短いためフットワークでカバーするしかない
最近、重要視しているのは、いかに蹴らずに重心移動で速くスタートするかだ
学生時代は何の疑もなくスプリットステップをしていた
その方が速く動けると教えられたからだ
しかし最近それは必ずしも、そうではないと思うようになった
スプリットステップは比較的高い姿勢になる
私はレッシュ4スタンス理論によればB2タイプ高い姿勢から動くのは苦手なタイプだ
スプリットステップよりも低い姿勢の方が動きやすい
農耕民族体型で元々重心低いし
スプリットステップをせず、広めのスタンスを意識して、相手がボール打つ瞬間にほんの一瞬軽く伸び上がり、その反動で沈み込みながら相手のボールがどこにくるかを判断し、移動する側の膝を抜く。
ネットに向かってダッシュする場合は骨盤から上は動かさず、膝を抜いて利き脚を後ろに素早くずらす。
これで、蹴って重心を移動させるよりも、速く重心の移動が完了する。
つまり、蹴るよりも速くダッシュの体勢が作れるということ
「膝を抜く」という動作は、最近興味のある古武術からヒントを得た
「膝抜き」は瞬時に体勢を変える事のできる、体さばきで重心移動と低い姿勢を瞬時に行なえる
この体勢を作れば、重心が先に移動し脚がその後をついていくるという感覚になる
こうすると足首や膝から余計な力が抜け、ドタバタと走るのではなく、流れるような安定した姿勢で走れる
しかも速い上、筋力に頼って蹴ることがないので疲れにくい
視線も安定するので、走りながらでもしっかりとボールを目で追うことができミスが減る
ただし、低い姿勢をキープする筋力と骨盤をニュートラルにして上下動を抑えることが必要だ
骨盤を安定させるにはPNFトレーニングで骨盤をニュートラルにするトレーニングをした。
肩幅の2倍くらいに足を開き、つま先を45度ほど外に向けます。そこから膝が90度曲がるよう腰を落とし、腸骨と恥骨のラインが、地面に対して垂直になるようにして、そのままの姿勢を1~3分維持する。
これをすることにより脳が骨盤をニュートラルにするために必要なインナーマッスルの使い方を学習するそうだ。
このトレーニングにはもうひとつ効果があった
これをやるようになってから、痛めた足の強張りが劇的に良くなったのだ
強張りは筋肉の束の中にある筋繊維のアンバランスから起こるが、PNFトレーニングは筋肉が協調して働くことを促すのでアンバランスを矯正してくれたようだ
まだまだマスターには程遠いが、このフットワークを身につければ私のテニスは大きくレベルアップするだろう
フットワークの改善は全てのプレーの質を向上させる特効薬だ
ブログランキング参加しています! バナーをクリックしていただけると嬉しいです(^^)
にほんブログ村
にほんブログ村
最近、重要視しているのは、いかに蹴らずに重心移動で速くスタートするかだ
学生時代は何の疑もなくスプリットステップをしていた
その方が速く動けると教えられたからだ
しかし最近それは必ずしも、そうではないと思うようになった
スプリットステップは比較的高い姿勢になる
私はレッシュ4スタンス理論によればB2タイプ高い姿勢から動くのは苦手なタイプだ
スプリットステップよりも低い姿勢の方が動きやすい
農耕民族体型で元々重心低いし
スプリットステップをせず、広めのスタンスを意識して、相手がボール打つ瞬間にほんの一瞬軽く伸び上がり、その反動で沈み込みながら相手のボールがどこにくるかを判断し、移動する側の膝を抜く。
ネットに向かってダッシュする場合は骨盤から上は動かさず、膝を抜いて利き脚を後ろに素早くずらす。
これで、蹴って重心を移動させるよりも、速く重心の移動が完了する。
つまり、蹴るよりも速くダッシュの体勢が作れるということ
「膝を抜く」という動作は、最近興味のある古武術からヒントを得た
「膝抜き」は瞬時に体勢を変える事のできる、体さばきで重心移動と低い姿勢を瞬時に行なえる
この体勢を作れば、重心が先に移動し脚がその後をついていくるという感覚になる
こうすると足首や膝から余計な力が抜け、ドタバタと走るのではなく、流れるような安定した姿勢で走れる
しかも速い上、筋力に頼って蹴ることがないので疲れにくい
視線も安定するので、走りながらでもしっかりとボールを目で追うことができミスが減る
ただし、低い姿勢をキープする筋力と骨盤をニュートラルにして上下動を抑えることが必要だ
骨盤を安定させるにはPNFトレーニングで骨盤をニュートラルにするトレーニングをした。
肩幅の2倍くらいに足を開き、つま先を45度ほど外に向けます。そこから膝が90度曲がるよう腰を落とし、腸骨と恥骨のラインが、地面に対して垂直になるようにして、そのままの姿勢を1~3分維持する。
これをすることにより脳が骨盤をニュートラルにするために必要なインナーマッスルの使い方を学習するそうだ。
このトレーニングにはもうひとつ効果があった
これをやるようになってから、痛めた足の強張りが劇的に良くなったのだ
強張りは筋肉の束の中にある筋繊維のアンバランスから起こるが、PNFトレーニングは筋肉が協調して働くことを促すのでアンバランスを矯正してくれたようだ
まだまだマスターには程遠いが、このフットワークを身につければ私のテニスは大きくレベルアップするだろう
フットワークの改善は全てのプレーの質を向上させる特効薬だ
ブログランキング参加しています! バナーをクリックしていただけると嬉しいです(^^)
にほんブログ村
にほんブログ村
初めまして^^
私も同じタイプです
テニスを始めた時からスプリットステップは変わらず
ちょっとかかとを浮かす感じでした
最近フォースタンス理論に詳しくなったコーチにそれでいいので打ちに行く時は体を沈めてと言われました
この理論でいくと皆同じって訳にはいかないので
上手な人の真似は出来ませんね
骨盤を安定させるトレーニングいいですね
同じB2タイプなんですね!
フェデラー、ジョコビッチ、ヤンコビッチなどがB2ですが、ビデオや雑誌の連続写真で研究しました。
いろいろやってみて、気付いたのが骨盤の意識でした。
高すぎても、低すぎても動きにくいので、自分のベストの高さを見つけると見違えるようにダッシュが早くなりますよ~^^
PNFの骨盤トレは結構辛く最初、脚がプルプルして1分も持ちませんでしたが、効果テキメンでお勧めですよ!
先日はコメントでもアドバイス頂き有難うございます。
現在、骨盤の安定から意識を始めていますが、
今回の記事も参考にさせて頂きます。
最後のフレーズ、心に沁みました!
私の怠け足に効いてほしいです!(笑)
骨盤の意識はフットワークや目線の安定だけでなく、ショットの安定にもつながりますね^^
普通は腕や脚に意識が行ってしまいがちですが、体幹部を使い腕や脚が無いかのようにすると、「今までのテニスは何だったの!?」というぐらいの驚きを感じます!
骨盤、凄いです!!
最後のフレーズは自分への戒めの言葉です^^;
どこ?私の骨盤?って眺めても一向に骨盤ここだよって
言ってきません。
今早速やってみましたが、膝が痛いです、きついです
でもこれを続けるときっと良いことになりそうですね
ちょっとがんばってみよっと~色々やる気はあるものの
どうしてもやりすぎて無理がきてしまう私なのでした・・・トホホ
骨盤をニュートラルにしながら、テニスを・・・はまだまだ難しいです。ファアは骨盤右から左へ回転するのかなぁ・・インパクトで息を吐きながら・・脱力でしょうか。
この間、骨盤体操をしながら、マエぇ~ ふと鏡をみたら引っ込むところが出て~
お相撲さんみたいで~(ウワッ!ショック!) 体操も、修行が足りないです。
毎日、チィーとガンバリます.......。
骨盤の意識、難しいですね~
でも、訓練すれば無意識の状態でも脳が骨盤の使い方を学習するので、無口な骨盤と会話しなくても大丈夫ですよ~^^
膝が痛ければムリしないでください!
慣れるまでは膝が90度にならなくてもいいので、骨盤をまっすぐにすることが大切なようです。
私も骨盤の安定は修行中で四苦八苦しています(汗)
気を抜いたりすると、すぐドタバタしちゃいます^^;
骨盤、背骨、肩甲骨・・・全て脱力のために必要な意識ですが、意識しているうちはまだまだなんでしょうね。
無意識でできてこそ脱力できる。
頭で考えて脱力しているうちは修行が足らん!ということみたいです。
私は雑念がいっぱいで、かなりの修行が必要です(涙)
修行僧はフォークダンスの頃から考えすぎると足さばきができなくなる子だったので逆にフットワークについてあんまり意識しないようにしてます。
しかも今の私のフットワークの改善にはなにより7kg減量が最優先であることが分かってますので(笑)
ちなみに修行僧は尊敬するマッケンローのように「はっきりしたスプリット踏まない派」です。
最後のフレーズ、耳が痛いです・・・
フットワークが、一番苦手なので・・・
怪我には気を付けて、修行して下さい☆
そして、私が復帰したら、伝授して下さい☆
フォークダンスは私も苦手でした^^;
リズム感悪かったですし(涙)
7kg減量、頑張ってください!ちなみに私は3ヶ月で6kgやせて、この1週間で2kg戻ってしまいました(汗)
痩せるは難し、肥るは易しですね^^;
修行僧さんのマックばりの軽やかなフットワーク、動画アップ楽しみにしています^^
>フットワークが、一番苦手なので・・・
誰にでも苦手はありますよね^^
ベースラインにいる時は強気なんですが、私は背が低いのでネットに出ると、ハイボレーやスマッシュに苦手意識があり、とたんに弱気になります^^;
でも、戦略次第ではネットに出てもポイント取れるんですよね~難しいんですが・・・
苦手を克服するのもひとつの方法ですが、得意なものを伸ばして、それを補うのも、ありだと思いますよ~
>怪我には気を付けて、修行して下さい☆
>そして、私が復帰したら、伝授して下さい☆
ありがとうございます^^
再発や、別の怪我をしないようコンディショニングには気を遣っています。フェニックスさんに伝授できるようになるまで何年かかっても修行頑張ります^^;
「フェニックスさんに伝授できるようになるまで何年かかっても」
↑ありがとうございます♪でも、私がおばぁさんになる前に、伝授して下さいね~(笑)
あははは^^そうですね!
早くしないと私もおじいちゃんになっちゃいますね^^;
でも、おじいちゃん、おばあちゃんになってもテニスできたらいいですね!頑張りま~す!
SAT-TUNさんも、武道の動きをいろいろと研究なさっているんですね。
西洋人と体形が違う我々農耕民族には、昔からそれなりの身体の使い方があったんですね。
現代人は、腰を使うことを忘れ、手先腕先、筋力でなんとかしようとしてる。
武道は、たぶん私たちのDNAに眠っている、身体の各部を総動員して動くことに気づかせてくれます。
腰、骨盤、股関節って凄く大事。
蹴らないで膝抜きで重心移動の感覚は、ようやく掴めて来ました。氷の上をスーっと移動してるような感じで、ラクに走れます。
コーチには、サーブでも蹴らないでと言われてます。
これがなかなか難しいのですが…
SAT-TUNさんの記事、とても参考になります。
またお邪魔させていただきま~す。
訪問、ありがとうございます^^
武道の身体操法は、スポーツの常識とは異なる部分もありますが、肉体の可能性を極限まで引き出せるものだと知り、自分の肉体の衰えを補えたらと思い、興味を持ちました。
pinokoさんは、良いコーチに恵まれたようですね^^
今日、サーブの練習で早速蹴らないサーブを試してみました。最初は違和感がありましたが、慣れるにつれスピード、スピンが向上するのを実感できました!
アドバイス、ありがとうございました^^
pinokoさんの記事には及びませんが、私なりに得たものを記事にしています。参考にしていただけるなら嬉しい限りです^^
pinokoさんのブログ、リンクしたいのですが・・・
もし、NGであればお知らせください。
今後、よろしくお願いします。
SAT-TUNさんのブログ、pinokoもリンクさせていただきますね。
蹴らないサーブというのは、背負い投げの要領みたいです。
私は武道の経験がないので、竹ほうきをかつぎ、地面に叩きつけることで感覚を掴みました。
上半身脱力して、腰で持って行かないとパワーが出ません。
それと股関節のひねり戻しでしょうか。
ツルハシ振ったり、クワで畑を耕すような腰の使い方ですね。
リンクありがとうございました!
私は左膝半月板損傷のため、捻りながら伸ばす動作をするとストレスがかかってしまいます。
捻らないよう、変則的な正面を向いたスタンスのサーブを練習し大会にも出たのですが、脱力することが難しく不安定で満足できるものではありませんでした。
ですが、pinokoさんの仰るように蹴らずに体幹だけで打ってみると、通常のスタンスでも膝にストレスがかからず、スムーズに脱力して打つことができました。
以前は後ろ足をステップし両足を揃えていましたが、フェデラーのサーブのように後ろ足をステップしない方が上手くいきますね。
背負い投げの要領、股関節の捻り戻しですね・・・
アドバイスありがとうございます^^
次回の練習のとき、意識してみます!