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45歳からの挑戦 中年肉体改造計画 20年離れていたテニスを再開、膝の故障を抱えながらも大会復帰を果たした、中年テニスプレーヤーの挑戦の記録です。肉体改造と常識にとらわれないテニスを目指しています。

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脱力への道~グリップ

私は以前、字を書くときにペンを必要以上に強く握っていたため作文やレポートなどを書くと、決まって手首が痛くなっていた。
末端の指に力が入っていると手首はもちろん腕全体に力が入ってしまい、とても疲れる。

今は力を抜いて持つことができるので、手首も痛くならない。
もっともキーボードばかりで、字を書くことがめっきり減ってしまったが・・・

テニスのグリップも同じ・・・

グリップを力いっぱい握り締めていたら、どこか痛くなったり疲れたりでいいことが無い。
大昔のウッドにレザーグリップの時代は、しっかり握っていた方がメリットがあったように思う。

しかし今はマテリアルの変化で、ラケットの反発力は高く、グリップはソフトで滑りにくい。
グリップは最低限の力で緩く握っていた方がメリットがある。
緩く握っていると、腕全体の筋肉がリラックスでき、脱力して鋭いスウィングができる。

しかし、従来のラケットを水平に引くテークバックの仕方だと、どうしてもグリップに力が入ってしまっていた。

そういえば、はやぶささんが以前「ゲーム中もポイントの合間は左手でラケットを持ち、右手はグリップから離すようにしています。」とコメントしてくださったのを思い出した。

これだ!!

スウィング開始の直前まで、左手でラケットを支え、グリップは握らない。

そしてもうひとつのポイントはテークバックでラケットを垂直に立てること。
「脱力への道~重心感知」で「垂直に立てていると少ない筋力で支えるられる」と書いた。
つまり垂直にラケットを立ててテークバックすると、グリップは最低限の筋力で済む。

そのまま脱力していると自然にラケットヘッドが下がってくる。そこからフォワードスウィングに移ると、いったんグリップよりも下がったラケットヘッドは肩を支点とした回旋運動の遠心力により上がり始め、上がりきる前で打点を迎える。脱力したまま鋭いトップスピンが打てる。

フェデラーもまさしく、ぎりぎりまで左手でラケットを持ち、垂直に立ててテークバックしている。



脱力を知れば知るほど、フェデラーがよいお手本であると理解できる。
このイメージを目に焼きつけよう!


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脱力への道 | 投稿者 SAT-TUN 00:51 | コメント(12) | トラックバック(0)
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