2009年10月11日
取扱説明書
修行僧さんのキャンプの記事を読んでいて思い出したことがある。
以前私がスポーツショップの社員だった頃・・・
アルミ製の折り畳みテーブルを買ったお客様からクレームが入った。
購入後自宅で立て、脚をたたむ時にストッパーを手前に引いてロックを解除せず力任せにたたもうとしたため天板と脚を留めているジョイント部分が壊れてしまったのだ。
取扱説明書をよく読んでいれば、起らなかった事だがお客様は「そういう事は買った時に説明すべき」との主張。丁重に謝り新品と交換した。
間違った使い方をすれば壊れるのも仕方がない。
物だけでなく自分の身体も同じ事。
しかし、自分も含め多くの人が「身体の間違った使い方」に気付いていない。
プロでさえ気付いていないプレーヤーが多い。
いくら鍛えても頻繁に怪我をしてしまうプレーヤーはそれが原因かも知れない。
間違った使い方を続けた結果、スポーツ障害と呼ばれる怪我につながる。
私の場合は左膝半月板損傷という形になって現われた。
これは推測だが、サーブの時に左足外側に体重がかかった状態で捻りを伴った曲げ伸ばしを繰り返した事で半月板にストレスがかかってしまったのだろう。
テニスエルボーや肩、腰などの傷害も同じ。
どこか一部の筋肉や関節にストレスが集中すると肉離れや関節を痛める事になる。
いずれも「身体の間違った使い方」が原因。
「スポーツに怪我は付き物」と言う向きもあるが決してそうではないと思う。
「歳だから仕方ない」と諦める事はないと思う。
正しい使い方をして、きちんと手入れをしていれば、古い車でも現役で走れるように、中高年でも怪我する事なく思い切りテニスを楽しめるはず。
物ならば壊れた所を修理や交換できるが身体はそう簡単にはいかない。
だからこそ「身体の正しい使い方」をする必要がある。
pinkoさんのブログで記事にされていた「心地よい」という感覚。
身体を正しく使うと「心地よい」。
しかし、間違った使い方は「疲れる、痛い、苦しい、辛い」といった感覚しか得られない。
歯を食いしばってするテニスは体に負担をかけるが、フェデラーのように脱力して涼しい顔して打つと「心地よく」て疲れない。
テニスの後にどこかの筋肉がパンパンに張ってしまう事は私もあるが、正しい使い方をしたときは全身に「心地よい」疲労感が残るだけ。
「心地よい」感覚は正しい身体の使い方のバロメーターと言える。
もしも、「身体の取扱説明書」があって、しっかり熟読していれば膝を痛める事もなかっただろう。
是非とも自分の身体の取扱説明書が欲しいものだが、それに近い本が高岡英夫氏の「究極の身体」と甲野善紀氏の「古武術で蘇えるカラダ」
取扱説明書に従って、自分の身体を大切に、ベストパフォーマンスを長く発揮できるようにしたいものだ
自分の取扱説明書が欲しい私に応援ポチをお願いします^^
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アルミ製の折り畳みテーブルを買ったお客様からクレームが入った。
購入後自宅で立て、脚をたたむ時にストッパーを手前に引いてロックを解除せず力任せにたたもうとしたため天板と脚を留めているジョイント部分が壊れてしまったのだ。
取扱説明書をよく読んでいれば、起らなかった事だがお客様は「そういう事は買った時に説明すべき」との主張。丁重に謝り新品と交換した。
間違った使い方をすれば壊れるのも仕方がない。
物だけでなく自分の身体も同じ事。
しかし、自分も含め多くの人が「身体の間違った使い方」に気付いていない。
プロでさえ気付いていないプレーヤーが多い。
いくら鍛えても頻繁に怪我をしてしまうプレーヤーはそれが原因かも知れない。
間違った使い方を続けた結果、スポーツ障害と呼ばれる怪我につながる。
私の場合は左膝半月板損傷という形になって現われた。
これは推測だが、サーブの時に左足外側に体重がかかった状態で捻りを伴った曲げ伸ばしを繰り返した事で半月板にストレスがかかってしまったのだろう。
テニスエルボーや肩、腰などの傷害も同じ。
どこか一部の筋肉や関節にストレスが集中すると肉離れや関節を痛める事になる。
いずれも「身体の間違った使い方」が原因。
「スポーツに怪我は付き物」と言う向きもあるが決してそうではないと思う。
「歳だから仕方ない」と諦める事はないと思う。
正しい使い方をして、きちんと手入れをしていれば、古い車でも現役で走れるように、中高年でも怪我する事なく思い切りテニスを楽しめるはず。
物ならば壊れた所を修理や交換できるが身体はそう簡単にはいかない。
だからこそ「身体の正しい使い方」をする必要がある。
pinkoさんのブログで記事にされていた「心地よい」という感覚。
身体を正しく使うと「心地よい」。
しかし、間違った使い方は「疲れる、痛い、苦しい、辛い」といった感覚しか得られない。
歯を食いしばってするテニスは体に負担をかけるが、フェデラーのように脱力して涼しい顔して打つと「心地よく」て疲れない。
テニスの後にどこかの筋肉がパンパンに張ってしまう事は私もあるが、正しい使い方をしたときは全身に「心地よい」疲労感が残るだけ。
「心地よい」感覚は正しい身体の使い方のバロメーターと言える。
もしも、「身体の取扱説明書」があって、しっかり熟読していれば膝を痛める事もなかっただろう。
是非とも自分の身体の取扱説明書が欲しいものだが、それに近い本が高岡英夫氏の「究極の身体」と甲野善紀氏の「古武術で蘇えるカラダ」
取扱説明書に従って、自分の身体を大切に、ベストパフォーマンスを長く発揮できるようにしたいものだ
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