2010年06月20日
2年目の試練
しばらくブログの更新をさぼっていました。
試合の2日後から高熱が出てダウン、その後も体調不良が続いていたのもありますが・・・
実はSAT‐TUN、かなり凹んでいました。
体調もさることながら気力も萎えていました。
その理由は・・・
SAT‐TUN最大の目標である地元シングルス選手権で惨憺たる結果だったからです。
昨年の復帰戦以来、この試合に勝つために努力してきたと言っても過言では無いほどでした。
しかし、結果は優勝どころか予選リーグ全敗。
昨年よりも自信を持って臨んだだけにショックが大きく、立ち直りの早いSAT‐TUNもさすがに今回はすぐには立ち直れませんでした。
熱が下がってからも練習どころか、日課の素振りも、ラケットに触りもしませんでした。
「自信は持って臨むもの」と思っていましたが、それが裏目に出た形になりました。
試合の前日から体がだるく風邪気味(娘がその数日前から高熱と激しい咳をしていました)でしたが「好調なんだから少しくらい体調が悪くても大丈夫!」と高を括っていました。
「集中力があればいいプレーができる」という思いがありましたが、その「集中力」が全くと言っていいほどありませんでした。
メンタルとフィジカルは互いに影響し合うという事を忘れていたのです。
初戦は苦手としている左利きでしたが序盤で弱点を見つけ、そこを中心に組み立てリードを奪っていたのですが、開き直って攻めてきた相手のペースに合わせてしまい逆転され、粘ってタイブレに持ちこんだものの・・・
集中力の無い状態でプレッシャーのかかるタイブレが取れるはずもありません。
タイブレ4‐7で初戦を落としました。
思えば当然の結果だったのかもしれません。
しかし、その時の私には受け入れ難い事実でした。
悔しいというよりも茫然自失という状態。
負けた事よりも、全く集中できなかった事と、ガチガチに力んで脱力できていなかったために、安定感と威力に欠けるショットしか打てず、自分がやろうとしていたテニスとは、かけ離れた内容がショックでした。
このショックから立ち直る間も無く、2試合目。
試合直前にウォームアップパンツを脱ぎ、シューズを履き直した時に、左のふくらはぎに激痛が・・・
こむらがえり
1試合目が長くなって疲労があったのかもしれません。しかし、こむらがえりは心因性の場合もあるそうです。この時は恐らく「現実を受け入れられない」というメンタルが原因だったのでしょう。
長身のビッグサーバーに簡単にキープを許し、自分のサービスゲームではデュースを繰り返し粘ったものの痛むふくらはぎでは、思うように走れず0‐6という結果。
(この2試合目の相手は準優勝しました。)
次の試合までの時間にバナナでカリウムを補給し、ひたすらふくらはぎをマッサージと軽いストレッチを続けて痛みは軽くなり、気持ちを切り換え臨んだ3試合目。
互角の試合展開で互いに1ブレーク、4‐5で迎えた私のサービスゲーム。
しかし体調不良の影響がここに来て現れ、体力が限界に達していました。疲れで頭がぼ~っとします。
ふくらはぎの状態も悪くなり、サーブを打つ度に痛みます。(軽い肉離れになっていたようです)
ファーストサーブが入らない・・・
セカンドサーブをコントロールして有利な展開に持ち込もうとしましたが、集中力が切れてしまっている状態では、それもままなりません。
15‐40から甘くなったボールをバック側に叩かれ、やっと返したボールを逆サイドにボレーで決められ・・・
4‐6
左足を引きずりコートから出て、ベンチにへたりこみ・・・
タオルを頭にかぶったまま、しばらくそこから動けませんでした。
心身共に打ちひしがれた、2年目の挑戦が終わりました。
自分の弱点をさらけ出した不本意な結果でした。
しかし自分の課題がはっきりと見えた「価値のある負け」であると思っています。
試合後、すっかり崩してしまった体調もようやく回復しました。
イチローはチームが最下位の時に「苦しいことの先に、新しい何かが見つかると信じています。」と言っていたそうです。
2週間の充電を終え「新しい何か」を見つけるSAT‐TUNの3年目の挑戦、スタートします!
2週間の間に脂肪も充電した私に応援ポチをお願いします^^;
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試合の2日後から高熱が出てダウン、その後も体調不良が続いていたのもありますが・・・
実はSAT‐TUN、かなり凹んでいました。
体調もさることながら気力も萎えていました。
その理由は・・・
SAT‐TUN最大の目標である地元シングルス選手権で惨憺たる結果だったからです。
昨年の復帰戦以来、この試合に勝つために努力してきたと言っても過言では無いほどでした。
しかし、結果は優勝どころか予選リーグ全敗。
昨年よりも自信を持って臨んだだけにショックが大きく、立ち直りの早いSAT‐TUNもさすがに今回はすぐには立ち直れませんでした。
熱が下がってからも練習どころか、日課の素振りも、ラケットに触りもしませんでした。
「自信は持って臨むもの」と思っていましたが、それが裏目に出た形になりました。
試合の前日から体がだるく風邪気味(娘がその数日前から高熱と激しい咳をしていました)でしたが「好調なんだから少しくらい体調が悪くても大丈夫!」と高を括っていました。
「集中力があればいいプレーができる」という思いがありましたが、その「集中力」が全くと言っていいほどありませんでした。
メンタルとフィジカルは互いに影響し合うという事を忘れていたのです。
初戦は苦手としている左利きでしたが序盤で弱点を見つけ、そこを中心に組み立てリードを奪っていたのですが、開き直って攻めてきた相手のペースに合わせてしまい逆転され、粘ってタイブレに持ちこんだものの・・・
集中力の無い状態でプレッシャーのかかるタイブレが取れるはずもありません。
タイブレ4‐7で初戦を落としました。
思えば当然の結果だったのかもしれません。
しかし、その時の私には受け入れ難い事実でした。
悔しいというよりも茫然自失という状態。
負けた事よりも、全く集中できなかった事と、ガチガチに力んで脱力できていなかったために、安定感と威力に欠けるショットしか打てず、自分がやろうとしていたテニスとは、かけ離れた内容がショックでした。
このショックから立ち直る間も無く、2試合目。
試合直前にウォームアップパンツを脱ぎ、シューズを履き直した時に、左のふくらはぎに激痛が・・・
こむらがえり
1試合目が長くなって疲労があったのかもしれません。しかし、こむらがえりは心因性の場合もあるそうです。この時は恐らく「現実を受け入れられない」というメンタルが原因だったのでしょう。
長身のビッグサーバーに簡単にキープを許し、自分のサービスゲームではデュースを繰り返し粘ったものの痛むふくらはぎでは、思うように走れず0‐6という結果。
(この2試合目の相手は準優勝しました。)
次の試合までの時間にバナナでカリウムを補給し、ひたすらふくらはぎをマッサージと軽いストレッチを続けて痛みは軽くなり、気持ちを切り換え臨んだ3試合目。
互角の試合展開で互いに1ブレーク、4‐5で迎えた私のサービスゲーム。
しかし体調不良の影響がここに来て現れ、体力が限界に達していました。疲れで頭がぼ~っとします。
ふくらはぎの状態も悪くなり、サーブを打つ度に痛みます。(軽い肉離れになっていたようです)
ファーストサーブが入らない・・・
セカンドサーブをコントロールして有利な展開に持ち込もうとしましたが、集中力が切れてしまっている状態では、それもままなりません。
15‐40から甘くなったボールをバック側に叩かれ、やっと返したボールを逆サイドにボレーで決められ・・・
4‐6
左足を引きずりコートから出て、ベンチにへたりこみ・・・
タオルを頭にかぶったまま、しばらくそこから動けませんでした。
心身共に打ちひしがれた、2年目の挑戦が終わりました。
自分の弱点をさらけ出した不本意な結果でした。
しかし自分の課題がはっきりと見えた「価値のある負け」であると思っています。
試合後、すっかり崩してしまった体調もようやく回復しました。
イチローはチームが最下位の時に「苦しいことの先に、新しい何かが見つかると信じています。」と言っていたそうです。
2週間の充電を終え「新しい何か」を見つけるSAT‐TUNの3年目の挑戦、スタートします!
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体調不良での試合、大変だったでしょう。
お疲れ様でした。
SAT-TUN さんの試合結果は、「価値のある負け」、良い負けだったのでしょう。
課題も見つかったようですので、更なる進化を期待しています。
私たちの年齢になると、ベストなコンディションで試合に臨めるようにすることも大事なことですよ。
トーナメント方式の大会は一度負けたら終わりで、それは残酷な一面、言い方を変えれば「1度しか負けない」わけで、最近のラウンドロビン方式は敗者にはつらい結果となってしまいますね。
私も3戦全敗や4戦全敗で何度落ち込んだことか(涙)
でも勝ち負けは別にして、こなした試合の数だけは絶対に経験値が上昇するわけで。
そして負けた試合の数だけ悔しさは勝つためのエネルギーの糧になるわけで。
次はリベンジです。
負ける時はそんなものではないでしょうか・・・
しかも1回負けると余計に気力が萎えて、悪循環になることもありがちですよね・・・
脱力に取り組み始めて、変わったことの1つに、「初戦が一番難しいと感じるようになった」ことがあります。
初戦を乗り切ればリラックスできますが、初戦の序盤、目を覆う程の、女房の失笑をかってしまう程の悲惨さを経験し、これを痛感しています。この時は、1時間近くも壁打ちして臨んだのに・・・
あの時は、とに角我慢して調子の回復を待つしか出来ませんでした。
2回戦、3回戦は考えずに「本気で初戦を乗り切る」という気持ちで臨まないと、脱力が完全に身につくまでは難しいと感じました。
明日、北海道に1泊で出張ですが、ちょっとラケットは持って行けそうにありません。
是非、一度、一緒に練習したいのですが、残念です。
結果は残念でしたが、3年目に向かって突き進むのみです^^;
頑張って下さい♪
更新がないので少し心配していました。
私もブログ、サボっていますが(^^;
>実はSAT‐TUN、かなり凹んでいました。
あははは(^^;
わかります、その気持ち!
試合に出てると、良ぉ~くあることです。
私も試合に負けて凹んだ経験が何度もあります。
試合後、もうテニスがしたくないと思ったことも
一度や二度ではありません。
でも、私からすれば、
負けて凹まない人は気合いが足りません!!
だから大丈夫!
SAT-TUNさんは『正常なテニス馬鹿』です!(笑)
さて私も、最近ですが、あまりにも気合いが入りすぎたり、また試合への思い入れが変に強すぎると「力みが出たり、打てなくなってしまう」と言うことに気がつきました。優勝を目指すのもいいですが、気軽に参加して一試合一試合こなしていくと言う気持ちも大事なのかもと考えています。いつの間に勝ち上がって、気がつけば優勝してしまった、ぐらいが良いのではないでしょうか。
すでに、這い上がっていられるようですので
後は前に進むのみですよね(^-^)。
この敗北を大きな踏み台にして
次回も頑張ってくださいね!
>私たちの年齢になると、ベストなコンディションで試合に臨めるようにすることも大事なことですよ。
全くもってそのとおりですね!
無理が利く程の体力を持ち合わせていないことを思い知らされました。
あと何年プレーできるかわかりませんが、プレーしている間は進化を目指します!
お互い体と相談しながら頑張りましょうね!
確かに残酷な面がありますね。
でも、私のように試合の機会が少ない者にとってはありがたいシステムです。
3敗した分だけ凹んだので、その3敗分反動でレベルアップしてやろうと思っています(笑)
昨年に比べると参加者が増え、全体的にレベルアップしていますね。昨年の優勝者が予選敗退していましたから。
ならば自分も更にレベルアップしてリベンジです!
山口まで武者修行に行きたいのですが・・・
妻との交渉は優勝するより難しいでしょう(涙)
初戦は難しいですね(汗)
そこでつまずくと立ち直るのは容易ではありません。
あのフェデラーでさえ、ウインブルドンの一回戦であわや敗退という試合をするんですから。
でも、2セットダウン、トリプルブレークポイントを跳ね返し逆転勝利するのは、やはり並みのメンタルではありませんね。凄すぎます!
脱力もメンタルに左右されるので、今後はメンタル強化が最優先ですね。
いつか一緒に練習したいですね!
オヤジAさんのテニスのレベルには足元にも及びませんが、馬鹿さ加減ではいいとこいってるかと思います(笑)
こんな年齢でも、まだ進化する余地があることがわかったので前向きに行きたいと思っています。
頑張りま~す!
さすがブルコメさん、まるっとお見通しですね(笑)
>SAT-TUNさんは『正常なテニス馬鹿』です!
それを聞いて安心しました^^;
試合への思い入れ、めっちゃ強いです。
地元でのシングルスはこの大会だけなので・・・
コートに入る前から、肩に力が入ってガチガチでした。
昨年は「大会で真剣勝負ができてうれしい!」というワクワクした気持ちで臨んだのが、今年は「絶対に勝つ!」という思いが強くかえってマイナスになってしまいました。
でも、これから進むべき方向が分かったので「悔しい気持ち」をバネに更なる進化を目指します!
「価値ある試合」を積み重ねていけば、
強くなると思います。
だからSAT-TUN さんは、
もっと強くなれると思います☆
強くなればなるほど、
結果(勝ち)は後から付いてくると思います♪
SAT-TUNさんは『正常なテニス馬鹿』です!
↑いいなぁ~、私は『アブノーマルなテニス馬鹿』でしょうね(笑)
>だからSAT-TUN さんは、
もっと強くなれると思います☆
ありがとうございます^^
負けることも経験ですね。
ただ「悔しい!」で終わるのではなく、次に生かす「価値ある負け」にしないと強くはなれませんよね。
勝つことより、強くなることですね!頑張ります!
アブノーマルのほうが強そうですよ(笑)